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特徴・ポイント
アッカーマン(Ackerman)はフランス・ロワール地方で最も多くのスパークリングワインを生産しているワイナリー。2012年の国際ワインコンテスト「ヴィナリーインターナショナル」では銀賞を受賞した。現在の年間生産量2600万本のうち、40%を国外へ輸出している。
ワインづくりのこだわり
瓶内2次発酵という伝統的な方式と、科学的な手法とを駆使しながら、スパークリングワインを中心に生産している。
代表的なワイン
バユオー・ロゼ・ダンジュ レ・クレールコント
フルーティな甘みが特徴のロゼワイン。口当たりはなめらかで、マーマレードやキャンディーのようなはっきりとした甘味を感じられる。また、すっきりとした爽やかさも兼ね備えている。
メゾン・デ・プリンス ソーヴィニヨン・ブラン
白ぶどう品種のソーヴィニヨン・ブランからつくられた辛口白ワイン。
口当たりは上品でキレがあり、グレープフルーツ、青りんご、そして青草のような爽やかさが広がる。魚介類の料理のお供にオススメ。
アッカーマン・クレマン・ド・ロワール・ビオ
オーガニック栽培の白ぶどうによるこだわりのスパークリングワイン。洋ナシやミント、ハチミツのような風味と、柑橘系のジューシーな味わいを楽しめる。
2012年のヴィナリーインターナショナルでは銀賞を受賞した。
ワイナリーの歴史
アッカーマンは、1811年にジャン=バプティスト・アッカーマン氏が創業した。
ロワール地方には多くの古城が存在しており、もともと貴族の歴史が色濃い土地。高い水準の食文化に合わせた上品なワインが生産されてきた。
当初は供給不足のシャンパンの代わりとしてワインを生産していたが、途中からシャンパーニュ方式を引き継ぎつつも独自のスパークリングワインを生み出すようになった。最近では2012年のヴィナリーインターナショナルにおいて、オーガニック栽培のぶどうを使用したスパークリングワイン「アッカーマン・クレマン・ド・ロワール・ビオ」が銀賞を受賞している。
アッカーマンは特にアメリカで人気があり、フランスでつくられたスパークリングワインの販売量でアメリカ国内トップの実績を誇る。