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特徴・ポイント
白ワインをメインに生産しているフランス・アルザス地方のワインメーカー。パリで行われる全国農産物品評会では、アルザスワインとして獲得したメダルの数が最も多い。
ワインづくりのこだわり
ファッフェンハイム(Pfaffenheim)がアルザス地方に持つ広大な畑では、辛口の白ぶどう種が多く栽培されている。ジュラ地方のドメーヌでは、黄色がかった色味が特徴の、サヴァニャンという品種のぶどうからつくられる高品質のヴァン・ジョーヌを、土質などの恵まれた環境を最大限に生かして生産している。
代表的なワイン
ファッフェンハイム ゲヴュルツトラミネール・キュヴェ・バッカス
ゲヴュルツトラミネール品種のぶどうからつくられた辛口白ワイン。ゲヴュルツには香辛料という意味があり、柔らかに香り立つスパイスの香りが特徴的だ。アルザス地方の象徴的なワインとして、アルザスワインの皇帝に例えられている。
ファッフェンハイム ピノ・グリ・キュヴェ・ラブレー
ピノ・グリ種のぶどうからつくられる辛口の白ワイン。深い香りとコクを持ち、淡白な魚介料理からこってりした中華料理、また、フォアグラなどの高級食材にもよく合う。「ラブレー」は「ガルガンチュワ物語」「パンタグリュエル物語」で知られるフランス・ルネサンス期の作家・医師、フランソワ・ラブレーから取られた。
ファッフェンハイム ファッフ・シルヴァネール
辛口の白ワインで、ドイツでは特に認知度が高いシルヴァネール種のぶどうからつくられる。果実の風味を感じさせるさわやかな口当たりが特徴で、サラダや刺身、ドイツで定番のキャベツ料理、ザワークラウトなどにもよく合う。
ワイナリーの歴史
ファッフェンハイムは1967年に創業し、アルザス地方に有する200ヘクタールもの広大な敷地で主に白ワイン用のぶどうを生産している。また、スイスに程近いジュラ地方でも、当地特有のヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)をつくっている。