シチリア, ワイナリー

テヌータ・ラピタラ

特徴・ポイント

ワイン作りに適した気候に恵まれたシチリア島のベリーチェ渓谷にあるワイナリー。225haの自社畑を所有し、地中海の気候と風土の特長を最大限にいかしたワイン造りを続けている。

ワインづくりのこだわり

海抜300~500メートルにある粘土質の土を活かし、シチリア島ならではの恵まれた環境を生かして丁寧なワインづくりを行っている。また、近代的な設備も積極的に導入している。

代表的なワイン

テヌータ・ラピタラ テンプル アルカモ

上品で豊かな果実味と適度な味を持つ辛口の白ワイン。シチリア島で伝統的に栽培されてきたぶどう品種、カラタット・ルチードからつくられる。前菜や魚料理と一緒にいただくと、よりワインの魅力を引き立たせてくれる。

テヌータ・ラピタラ テンプル ネーロ・ダヴォーラ

濃厚で力強い味わいを持つ、ミディアムボディ赤ワイン。ネーロ・ダヴォーラ種のぶどうからつくられており、口に含むと芳醇な果実の香りが感じられる。七面鳥や鴨などの料理と相性がよく、イタリア国内でも幅広く愛されているワインだ。

テヌータ・ラピタラ カンポ レアーレ ネーロ・ダヴォーラ

「テンプル ネーロ・ダヴォーラ」と同様、ネーロ・ダヴォーラ種100%からつくられるミディアムボディの赤ワイン。シチリアのバレルモ県西部で採れたぶどうを使用しており、個性豊かな奥深い味わいを持つ。

ワイナリーの歴史

創業は1968年。ユーグ・ベルナール・クール・ドゥ・ラ・ガティネ氏によってワインづくりが開始された。
テヌータ・ラピタラ(TENUTA RAPITALA)のあるシチリア島は、イタリア南部を襲った大地震で深刻な被害を受けた。その後ぶどう品種や栽培方法の見直し、醸造設備の導入など積極的な再建に努め、現在では225haの自社畑とセラーにフレンチオーク600樽を所有するまでに成長している。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で