モーゼル, ワイナリー

ヨゼフ・ドラーテン

特徴・ポイント

ヨゼフ・ドラーテン(Josef Drathen)は100年以上の長い歴史を持つドイツ・モーゼル地方のワイナリー。その高品質のワインはドイツ国内のみならず、世界中で広く愛飲されている。

ワインづくりのこだわり

長い歴史で培われた伝統と最新の醸造設備と技術を駆使したワインづくりに精進している。さらに、ワインの品質やぶどうの成熟度を分析・検証するための研究室を所有。科学的根拠を含め、あらゆる角度からワインの品質向上に努めている。

Mosel-Ausflug

代表的なワイン

ヨゼフ・ドラーテン ツェラー・シュヴァルツェ・カッツ Q.b.

黒猫のラベルで知られるドイツワイン。フレッシュでフルーティーな柑橘類や桃の香りに心地よい酸が特徴の、やや甘口でバランスに優れたワインだ。

ヨゼフ・ドラーテン リープフラウミルヒ

「聖母の乳」を意味する、ドイツを代表する白ワイン。マスカットのような果実香と柔らかい花の香り、ふくよかな甘みを引き立てるかすかな苦味と口当たりの良さが特徴だ。

ヨゼフ・ドラーテン セント・チャールズ アウスレーゼ

一部のぶどうが凍らなかったため、アイスワインの規格外となったワイン。だが香り高く繊細なフルーツとハチミツの余韻を長く感じる極甘口の飲み口は、アイスワインに匹敵する。

ワイナリーの歴史

ドイツ・ラインラント=プファルツ州ザンクト・アルデグントにおいて1860年に創業。当初は「ぺーター・ヨゼフ・ドラーテン」という名で設立された。1927年にヨゼフ・ドラーテンに改称され、1939年に創業者であるヨゼフ・ドラーテン氏が死去した後は、彼の妻エルゼ女史と姪夫婦が事業を続けた。

その後、世代が変わっても創業当時の伝統は変えずビジネスとしてのワインづくりも成功させ、1993年には最新技術を備えた醸造設備を新設。1996年からはTim Gesthüsen氏、Jürgen Zirwes氏が経営に携わり、地域でも有数のワイナリーに成長したドラーテンは、さらなる新たなワインづくりを目指している。

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