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特徴・ポイント
グエリエリ・リッツァルディ(Guerrieri-Rizzardi)はイタリア・ヴェネト州に位置するワイナリーである。著名ワインガイドである『ジルベール&ガイヤール』で金賞を受賞、ワイン誌『ガンベロ・ロッソ』など国内外で高い評価を受けるワインを生産している。
ワインづくりのこだわり
イタリアのぶどうのみならず、国際品種のぶどうも使用。自然のバランスを尊重したぶどう栽培から醸造、ボトリングに至るまで一貫して自社で行うことにより伝統を守りながらも、最新技術の研究も怠らない。
代表的なワイン
グエリエリ・リッツァルディ ヴァルポリチェッラ クラシコ
ヴァルポリチェッラ地区の質のよい土地から生まれたこの赤ワインは、かつてイタリア最高のワインと称されたこともある。黒こしょうやダークチェリー、アーモンドを思わせる香りに豊かな果実味を感じられる複雑な味わい、なめらかで柔らかな口当たりが特徴だ。
グエリエリ・リッツァルディ ソアーヴェ クラシコ
ソアーヴェに位置する2カ所のぶどう畑で収穫されたぶどうを使用。柑橘類や花の爽やかな香りを持つ辛口白ワインで、魚介料理によく合う。
グエリエリ・リッツァルディ バルドリーノ クラシコ
ぶどうの鮮度を保つため、収穫後10分以内に破砕機で加工している。ミックスベリーやチェリーのような香りと酸味、複雑な味わいが特徴である。
ワイナリーの歴史
グエリエリ・リッツァルディの歴史は1913年、18世紀からワイン生産を行っていたグエリエリ家とバルドリーノにぶどう畑とセラーを所有していたリッツァルディ家との婚姻によって始まった。翌年の1914年に最初のワインがリリースされている。
1950年代に入るとアントニオ・リッツァルディ氏が経営に携わり、ソアーヴェのぶどう畑を取得した。1990年代後半にはジュゼッペ・リッツァルディ氏、アゴスティーノ・リッツァルディ両氏がワイナリー経営に参加している。
18世紀から続くワイン生産を現代まで受け継ぎながら長期的なワイン生産を見据え、グエリエリ・リッツァルディは2011年、バルドリーノの丘の上に新たなワイナリーを完成させている。