INDEX
特徴・ポイント
カヴァ生産者では珍しいスペイン・バレンシア州を拠点とするユニオン・ヴィニコラ・デル・エステ(UNION VINICOLA DEL ESTE)は、2007年創業の新進気鋭のワイナリーである。
ワインづくりのこだわり
2000年以上ワインづくりが行われているバレンシア州レケーナの伝統的なぶどう栽培によって収穫された、優れた品質のぶどうを使用。その土地の持つ特徴を最大限に生かしたカヴァを生産している。
代表的なワイン
ユニオン・ヴィニコラ・デル・エステ ベソ レセルヴァ ブリュット ナチュレ
スペイン語で「口づけ」と名付けられたカヴァ「ベソ」。洋ナシや白い花、ほのかなレモンのような香りとドライな飲み口、ホップを思わせる苦味が特徴。ドサージュを行っておらず、キリッとした飲みやすい辛口だ。
ユニオン・ヴィニコラ・デル・エステ ベソ レセルヴァ セミ セック
ほのかな甘さ、酸味のバランスに優れたやや甘口のカヴァ。クリーミーな泡と熟したりんごのような味わい、白い花やタルトのような華やかな香りが魅力だ。
ユニオン・ヴィニコラ・デル・エステ ナ ソル デ レケーナ ブリュット
柑橘類や洋ナシ、ナッツを思わせる香りにキレの良い適度な酸味、爽やかでさっぱりとした飲み口だ。
ワイナリーの歴史
紀元前7世紀から長い間ワインづくりが行われていたスペイン・バレンシア州のぶどう産地レケーナでユニオン・ヴィニコラ・デル・エステが創業されたのは、2007年のことである。
ユニオン・ヴィニコラ・デル・エステの最大の特徴は、ワイナリーが位置する土地にある。スペインで生産されるカヴァの95%がカタルーニャ州で生産されているが、ユニオン・ヴィニコラ・デル・エステではバレンシア州レケーナの寒暖差が大きい気候条件を生かしたぶどう生産を行い、新鮮で繊細・複雑なアロマを持つカヴァを生み出している。
現在ユニオン・ヴィニコラ・デル・エステはスペイン最大のカヴァ生産者であるフレシネグループの一員として、レケーナの特徴を生かした個性的で希少なカヴァを生産している。