特徴・ポイント
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州に位置するマクウィリアムズは、6世代に渡り家族経営を続けるワイナリーである。「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」において金賞を受賞するなど、オーストラリアで最も受賞歴の多いワイナリーとして知られている
ワインづくりのこだわり
マクウィリアムズ(McWilliam’s)ワインづくりの哲学は、ぶどうの品質を核としている。さらに100年以上に渡るワインづくりの歴史と経験を元に、すべてのレンジにおいて常に高い品質を維持している。
代表的なワイン
マクウィリアムズ シラーズ
カシスやダークチェリー、ブルーベリーなどの黒い果実とオーク由来のスパイス香を感じられる。スムーズでしっかりとしたタンニンとさっぱりとした後味が魅力の赤ワインだ。
マクウィリアムズ カベルネ・ソーヴィニヨン
ブラックベリーのような香りとダークチョコレートを思わせるアロマ、果実味とスムーズなタンニンのバランスに優れたミディアムボディ赤ワインだ。
マクウィリアムズ 842 タンバワンバ シャルドネ
マクウィリアムズのフラッグシップワイン。桃や熟したイチジク、メロンを思わせる豊かで複雑な果実のアロマとカシューナッツやビスケットのような香りが特徴的な白ワインだ。バランスよい果実味とグレープフルーツのような酸味の余韻が長く続く。
ワイナリーの歴史
北アイルランドからオーストラリア・メルボルンに渡ったサミュエル・マクウィリアムズ氏が、1877年にニューサウスウェールズ州コロワ周辺に最初のぶどうを植栽したことからマクウィリアムズの歴史が始まった。
1913年、サミュエル・マクウィリアムズ氏の息子であるJ.J.マクウィリアムズ氏が5000本のぶどうの苗木をリヴァリーナに植栽し、この地域でのワイン生産におけるパイオニアとなった。いまではリヴァリーナはワイン銘醸地として知られるまでになった。
1935年にはマクウィリアムズのワインが初めて海外へ輸出された。さらに国内の需要に応え、1960年には初のテーブルワインをリリース。現在では世界中で約50万ケースを販売するワイナリーに成長している。