特徴・ポイント
スペインのワイン産地として知られるリオハで長い歴史を誇るワイナリー、ドメック・ボデガス(Domecq Bodegas)。3万5000樽の総貯蔵能力を持つワイナリーで生産されるワインは、約3割が海外へ輸出されている。
ワインづくりのこだわり
ぶどう畑ではリオハ原産種のぶどうであるテンプラリーニョを主としてマズエロ、グラシアーノの3種を栽培。長く続く伝統を守りながら、最新の技術を駆使した設備でワイン生産を行っている。
代表的なワイン
ドメック・ボデガス シグロ(赤)
麻の袋にくるまれたボトルが印象的なシグロ。その名はスペイン語で「世紀」を意味する。黒い果実の香りとカカオやバニラ、スパイス香やトースト香を感じられ、エレガントでしっかりとしたタンニンと長く続く心地よい余韻が特徴。赤以外に白、レゼルバがラインアップされている。
ドメック・ボデガス リアル サングリア レッド
スペイン産ワインをベースに柑橘類を加えたサングリアは、フルーツの甘さと低アルコールの飲みやすさが魅力だ。白ワインをベースにしたホワイトもある。冷やすと爽やかさが一層引き立つ。
ワイナリーの歴史
ドメック・ボデガスは、1881年にスペイン・リオハの中心地であるフェンマヨールでアスピリクェタ家が設立したワイナリー「ボデガス・アスピリクェタ」が基礎となっている。1924年に創業したガルシア家、エントレーナ家の2つのワイナリーは1964年、アスピリクェタ家と共同輸出を開始。3年後の1967年、3家のワイナリーが合併し、3家の頭文字(AGE:アヘ)を取ったボデガス・アへが誕生した。
ボデガス・アスピリクェタ創業から100年以上に及ぶ歴史と、古典的なリオハワインの伝統的なワインづくりを守りながら、最新鋭の設備を導入したドメック・ボデガスは、世界中で愛されるリオハワインが生産されている。