特徴・ポイント
スペイン、カスティーリャ・イ・レオン州の銘醸地として知られるリベラ・デル・ドゥエロに位置するバルデュボン(Valdubón)。ワイナリーでは約155haのぶどう畑を所有。年間約7万ケースのワインを生産している。
ワインづくりのこだわり
ぶどう畑を知ることを哲学とし、常にぶどうの栽培から収穫、管理には細心の注意を払っている。多品種とブレンドされることが多いテンプラニーリョ種での単一品種醸造ワインをラインアップする。テンプラニーリョ種の特色を活かした高品質のワイン熟成のため、使用するオーク樽と熟成期間にもこだわっている。
代表的なワイン
バルデュボン テンプラニーリョ
スペイン特産のテンプラニーリョ種のみから作られ、チェリーやプラム、ベリー系のような豊かな香りとスパイス香を感じられる。フルーティーな味わいで繊細なタンニンが特徴の赤ワインだ。
バルデュボン ロブレ
フレッシュなベリー系の香りと樽熟成を長くとることで樽由来のココナッツやバニラ、甘草を思わせる香りが加わる。豊かな果実味と酸味のバランスがよく、余韻が長く続く。
バルデュボン クリアンサ
長期熟成に耐えるテンプラニーリョ種の特性を活かした樽熟成を行い、プラムのような凝縮された果実の香りとココナッツやココア、ハーブなどの樽由来の香りが特徴の赤ワイン。ベルベットのようななめらかな口当たりとしっかりとしたタンニン、酸味がエレガントな余韻を残す。
ワイナリーの歴史
バルデュボンは1997年に設立されたワイナリーである。所有するぶどう畑はイベリア半島北部、ドゥエロ川沿いに位置している。歴史の浅い新進ワイナリーながら「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」での受賞歴など、国際的評価も高い。
バルデュボンはスペイン最大のワイン生産者であるフレシネグループの一員として、良質なワインを国内外に提供している。