特徴・ポイント
2010年に米『ワイン・エンスージアスト誌』で「New World Winery of the Year」に輝いた、南アフリカ屈指のワイナリー。「ビーチハウス」「ミルストリーム」「ベリンガム」「ブランプトン」など数多くのブランドを所有している。
ワインづくりのこだわり
南アフリカでぶどう栽培に適した土地を厳選。手摘みされた高品質のぶどうから果実の味を最大限に引き出したワインを生産している。
代表的なワイン
ビーチハウス・レッド
シラー、ムールヴェードル、ヴィオニエをブレンドした赤。ブラックベリーやチェリー、プラムのような香りと樽由来のエレガントなスパイス香が調和している。なめらかなタンニンとフルーティーな余韻のミディアムボディだ。
ビーチハウス・シャルドネ
熟した桃やパイナップルを思わせる香りとフレッシュな果実味が魅力的な飲みやすいワイン。キャッチーなボトルデザインが目を引く「ビーチハウス」は他に、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリージョ、ロゼがある。
ミルストリーム・ピノタージュ
南アフリカの固有品種ピノタージュを使用。豊かな果実味と程よい酸味のバランスに優れたミディアムボディの赤だ。同じシリーズにはシュナン・ブランを使用した白もある。
ワイナリーの歴史
ダグラス・グリーン・ベリンガム(DOUGLAS GREEN BELLINGHAM)のワインづくりは、1693年、オランダ人のゲイリッツ・ジャン・ヴァン・ヴーレン氏が南アフリカのフランシュック地区に1000本のぶどうの苗木を植えたことから始まった。このベリンガム農園を1943年にバーナード&フレーダ・ポドラシュック夫妻が購入した。
一方、1938年、ダグラス・グリーン氏が西ケープ州パールにワインショップを開き、1942年にはダグラス・グリーン・カンパニーとして事業を拡大した。その後、買収と合併が繰り返され、ダグラス・グリーン・ベリンガムが設立されたのは1991年のことである。
ダグラス・グリーン・ベリンガムは最新鋭のワイン生産設備の拡張と共に高い商品開発力やワイン生産技術を持ち、南アフリカを代表するワイナリーとして世界中で愛飲されている。