特徴・ポイント
フランス・ロワール川河岸のソミュールに位置するレミー・パニエ(REMY PANNIER)は、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」などの著名ワインコンクールで高い評価を得ているロワールを代表するネゴシアンである。生産するワインは、世界約70カ国に輸出されている。
ワインづくりのこだわり
ぶどう栽培からワイン生産まで一貫して行っている。テロワールを尊重しながら、厳格な品質管理の元で高い品質のワインを送り出している。
代表的なワイン
レミー・パニエ ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ
白い花や柑橘類のようなフレッシュな香りと豊かでキレの良いエレガントな味わいが特徴。貝類やホワイトミートの料理によく合う。
レミー・パニエ アンジュ ルージュ
黒すぐりやラズベリーを思わせるフルーティーなアロマとなめらかでフレッシュな果実味が魅力だ。同じシリーズには白とロゼがラインアップされている。
レミー・パニエ ブーケ・ドール ブラン
ブーケ・ドールとは、ラベルにも描かれている「黄金の花束」を意味する。柑橘類やマスカット、花を思わせる香りを感じられる軽くフルーティーな飲み口のスパークリングワイン。ブーケ・ドールには他に、ロゼもラインアップされている。
ワイナリーの歴史
レミー・パニエの創業は1811年のことである。樽職人見習いだったフランソワ・レミー氏が1885年、雇用主からぶどう畑を譲り受けたことをきっかけに、レミー・パニエの歴史が本格的にスタートした。
フランソワ・レミー氏の息子であるルイ・レミー氏が事業を引き継いだ際、自身と妻の名を組み込んだレミー・パニエという社名が生まれた。そして、それまで樽のみの取り引きだったレミー・パニエではワインの瓶詰めが開始された。
レミー・パニエはアッケルマンやドゥ・ヌーヴィルといったメゾンを傘下におさめ、さらに2001年に生産協同組合に会社を引き継いだことで生産者との関係強化に成功している。国際市場への参入にも成功し、現在では数多くの国でレミー・パニエのワインが愛飲されている。