バロッサ・バレー, ワイナリー

セント・ハレット

特徴・ポイント

セント・ハレット(St Hallett)は、南オーストラリアのワイン産地バロッサにあるワイナリー。オーストラリアのワイン評論家ジェームス・ハリデー氏により「5つ星ワイナリー」との評価を得るほど、セント・ハレットのワインは高い評価を受けている。

ワインづくりのこだわり

「良い畑と良い人が素晴らしいワインを生み出す」の理念から、バロッサで厳選された約60のぶどう栽培農家とパートナーシップを結び、最高品質のぶどうを使用。常にぶどうの状態をチェックし、最高のタイミングで収穫している。「特徴のある区画からは特徴のあるワインが生まれる」という考えの元、ぶどうは収穫された区画ごとに仕込み、醸造した後にブレンディングを行っている。

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代表的なワイン

セント・ハレット オールド・ブロック シラー

セント・ハレットのフラッグシップワイン。ベリー系の果実味に繊細なタンニンが調和している。フレンチオーク樽で約20カ月熟成されており、シラーズの味わいが最大に引き出されている。

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セント・ハレット エデン・ヴァレー リースリング

冷涼な気候のエデン・ヴァレーで収穫したリースリングを使い、レモンやライムなどの柑橘類のフレッシュな香りと花のような香りを感じられる白ワインミネラル感があり、新鮮な果実の風味に豊かな味が調和して長い余韻が続く。

St Hallett  Eden Valley Riesling 2008

セント・ハレット タティアラ カベルネ&シラーズ

タティアラ カベルネ&シラーズは、黒い果実やスパイスの香り、豊かな果実味とコクの調和がとれた赤ワインだ。タティアラにはシャルドネとロゼもラインアップされている。

ワイナリーの歴史

セント・ハレットの歴史は1944年、リンダー家によってバロッサでスタートした。

初期のワイナリーでは酒精強化ワインの生産にスポットが当てられていたが、1980年にファーストヴィンテージであるオールド・ブロックの成功により、セント・ハレットはプレミアムテーブルワインの生産を強化しはじめた。

セント・ハレットでは、地元バロッサのぶどう農家と良好かつ強固な関係を築きながら常に最高品質のぶどうを使用し、すぐれた技術を用いて高いクオリティのワインをつくり続けている。

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