トレンティーノ・アルト・アディジェ, ワイナリー

メッツァコロナ

   

特徴・ポイント

イタリアトレンティーノにあるメッツァコロナ(Mezzacorona)は、およそ1600人の構成員と創業100年以上の歴史を持つ大手協同組合。現在約60カ国の国々に輸出を行っており、年間生産量は4000万本、総売り上げは1億7470万ユーロを超える。

ワインづくりのこだわり

標高1600メートル以上の高い山々に囲まれたメッツァコロナの地域のぶどうは、石灰岩でできた岩肌からの反射によって太陽光を多く受けて育つ。また昼夜の気温差も激しいため、締まりがあって実の凝縮された風味豊かなぶどうが育ち、味と果実味を贅沢に兼ね備えたワインが出来上がる。

Vigneti trentini

代表的なワイン

メッツァコロナ テロルデゴ ロタリアーノ リゼルヴァ

濃いルビー色を持つフルボディ赤ワイン。トレンティーノの地で長く栽培されてきたテロルデゴ種のぶどう100%で作られる。プルーンのような果実の濃厚な香りを持ち、舌触りのいいタンニンが魅力。

メッツァコロナ カベルネ・ソーヴィニヨン

エレガントな味わいを持つフルボディの赤ワイン。バニラのようなほのかな甘みと、濃厚な果実の風味が特徴。和食から洋食、中華などの幅広い肉料理によくあう。

メッツァコロナ ピノ・グリージョ

調和のとれた品のある味わいが特徴の辛口白ワイン。フルーティーな香りと、樹木を感じさせる香ばしい風味が特徴だ。

ワイナリーの歴史

メッツァコロナの設立は1904年。複数のぶどう栽培農家が集まって、共同組合として結成された。
2000年には、メッツァコロナの町中に巨大なワイナリーを構え、スパークリングワイン用とステイルワイン用の2つに分かれたワイン棟で、スパークリングワインを年間約250万本、ステイルワインを年間約3500万本生産している。
メッツァコロナにおけるピノ・グリージョとシャルドネの生産量は、イタリア国内でトップとなっている。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で