特徴・ポイント
フェウド・ジルターリ(Feudo Zirtari)は、イタリア国内でもトップクラスの大手ワイン会社であるサンタ・マルゲリータ社の所持するワイナリーだ。
ワインづくりのこだわり
古くからワイン造りが行われてきたシチリアの地で、恵まれた地中海性気候を生かしたワインが生産されている。
代表的なワイン
フェウド・ジルターリ ネロ・ダヴォラ シラー
ネロ・ダヴォラ種とシラー種のぶどうから生産される、ミディアムボディの赤ワイン。深みのあるルビー色をしており、口に含むと赤い果実を思わせる香りの中に、エレガントでフルーティーな香りの余韻が長く続く。繊細かつスパイシーな風味だ。
フェウド・ジルターリ インツォリア シャルドネ
シチリア特有のぶどう品種インツォリア種と、国際品種のシャルドネ種から作られる辛口白ワイン。アーモンドのような香ばしい香りと、豊かな果実の風味が魅力だ。
ワイナリーの歴史
フェウド・ジルターリの生みの親であるサンタ・マルゲリータ社の拠点はヴェネト地方にあり、その地で1930年に設立された。
1960年に、それまでロゼしか作られていなかったピノ・グリージョから初めて白ワインを醸造し、それが1977年にアメリカでヒットしたことが、サンタ・マルゲリータ社が世界的なワイン会社へと成長していくきっかけとなった。