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特徴・ポイント
ドイツ系移民のベリンジャー兄弟によってナバ・バレーで創業し、140年の歴史をもつカリフォルニアの名門ワイナリー。『ワインスペクテイター誌』で初となる赤白の両方で「ワイン・オブ・ザ・イヤー」に輝くなど、名誉ある賞を数多く受賞している。
ワインづくりのこだわり
ナバ・バレーの中でも特に優れた農地を厳選し、合計9つの畑を所有。それぞれの畑の特徴が活かされた、ぶどう本来のポテンシャルを大切にする個性的なワイン造りが行われている。
代表的なワイン
ベリンジャー プライベート リザーブ カベルネ・ソーヴィニヨン
ナパ屈指の優良畑から収穫されたぶどうだけを使用したトップワイン。『ワインスペクテイター誌』で「ワイン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたほか、ワイン評価本でも高評価を得ている。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、卓越したブレンド技術で造り上げられ、まろやかなタンニン、凝縮した果実味が特徴の赤ワインだ。
ベリンジャー クリア・レイク ジンファンデル
昼夜の寒暖差の大きいクリア・レイクで育成したジンファンデル種を使用し、スパイシーな香りと柔らかな舌触りが特徴の赤ワイン。どことなくチェリーを感じさせる豊かな味わいが楽しめる。
ベリンジャー カリフォルニア シャルドネ
カリフォルニアは、日本人の味覚に合わせて造られ、日本で先行発売されたブランドだ。シャルドネは、樽の風味を抑え、果実味を前面にアピールした飲み口の良さが特徴だ。シャープな風味が和食との相性を広げる。
ワイナリーの歴史
1876年、ドイツ系移民のベリンジャー兄弟がカリフォルニアの地を訪れた際、故郷ドイツのブドウ畑を彷彿とさせるナパの地に感動した兄弟は1875年に農地を購入し、1876年より醸造をスタートさせた。
アメリカワイン最大の危機といわれた禁酒法時代においても、ベリンジャー(Beringer)は礼拝用ワインとして政府から酒造許可を与えられ、技術を磨きながら販売し続けることができた。
その後、重力式の供給装置や手掘りセラーでの操業など、今までのカリフォルニアにはなかった手法を取り入れ、カリフォルニアワインのリーダーとして君臨している。
ナパの持つ味わいを大切にしながら、プレミアムワインからデイリーワインまで、多くの人々に愛されるワイン造りを続けている。