カンポ・デ・ボルハ, ワイナリー

ボデガス・ボルサオ

特徴・ポイント

ボデガス・ボルサオ(Bodegas Borsao)は、DOカンポ・デ・ボルハにある3つの協同組合が結集して
2001年に設立したワイナリーだ。伝統製法を踏襲しつつも最新のテクノロジーを駆使し、ワイン造りに挑戦している。特にそのコストパフォーマンスの良さは、世界的も評価が高い。

Borsao Crianza

ワインづくりのこだわり

ボデガス・ボルサオは、スペインの代表的な黒ぶどう品種ガルナッチャの原産地として知られるDOカンポ・デ・ボルハに、2430haの自社畑を所有している。樹齢の高い古木のぶどうを使い、従来のスペインワインの概念とは異なる、繊細なと豊かな果実感を満たした独自のワインをつくっている。

代表的なワイン

ボデガス・ボルサオ ボルサオ クラシコ ティント

ガルナッチャ種を主体にカベルネ・ソーヴィニヨンとテンプラリーニョをブレンドした赤ワイン。ほんのりした樽香とジューシーな果実味とまろやかな酸味、甘さも感じられ、スムーズな飲み口だ。「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション」で、2009年から3年連続で受賞するなど評価も高い。

ボデガス・ボルサオ ボルサオ セレクション ティント

自社畑の中から樹齢15~25年のガルナッチャを85%つかい、テンプラリーニョとブレンドしたフルボディの赤ワイン。紫がかった透き通るようなチェリーレッドを呈し、ガルナッチャ特有のスパイス香や熟した果実と花の香りが複雑に混ざり合う。「ソムリエ・ワイン・アワード 2010」で金賞、2011年ヴィンテージは、「インターナショナル・ワイン・コンペティション」で銅賞を受賞している。

ワイナリーの歴史

1958年にDOカンポ・デ・ボルハにある3つの意欲的な生産者が結集して作られた協同組合がボデガス ボルサオだ。ボデガスはスペイン語でワイン醸造所を意味する。歴史ある古い醸造所が伝統製法を維持しつつ最新のテクノロジーを駆使して、独自のワインを生み出している。

2001年からは、ガルナッチャのスペシャリスト、ホセ・ルイス・チュエカがチーフワインメーカーを務めている。ISOを取得した近代的な生産設備や最新のテクノロジーを使って品質管理を徹底している。

デイリーワインから高級ワインに至るまで幅広いラインアップを揃えるが、特にそのコストパフォーマンスの高さが評価され、世界中で愛飲されている。

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