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早稲田でワインを楽しむなら――学生の街でワインを楽しめるバー、レストラン、販売店、スクールを紹介

   

早稲田大学に代表される街、早稲田。早稲田大学の他にも多くの学校が位置しているので、学生が非常に多く、若いエネルギーにあふれている。そして、学生だけでなく家族も多く暮らし、公園が点在する緑豊かな街でもある。新宿区の中でも、比較的住みやすいとされる地域だ。

「早稲田」――街の食文化と特徴

学生の街ともいえる早稲田は、安価で学生のお腹を満たせるような飲食店が少なくない。一方で、1人でふらりと入って静かに食事ができるレストランやバー、デートで使えるようなしゃれたレストランもある。

実は「早稲田駅」は2つ存在する。東京メトロ東西線の早稲田駅と都電荒川線(東京さくらトラム)の早稲田駅だ。この2つの早稲田駅は少し離れたところにある。今回は、利用者が多い東京メトロ東西線の早稲田駅周辺について紹介しよう。

東西線の早稲田駅は、早稲田通り沿いにある。周辺には家系ラーメンや安い居酒屋などの飲食店のほか、コンビニや100円ショップ、スーパーなど、生活に必要なお店が立ち並んでいる。また、昔ながらの商店街もあり、生活しやすい街である。

ここからは、早稲田でイタリアンやフレンチなど食事とともにワインを楽しめる店、1人でも入りやすいワインバー、ワインショップなどを紹介しよう。

早稲田で1人静かにワインを飲むなら

Bar Brasserie Vitis

静かにワインや食事を楽しみたい人に人気のBar Brasserie Vitis(ヴィティス)。夏目坂通りの途中にあるビルの地下にある。見過ごしやすいので、注意が必要だ。

「なかなか入りにくい入り口ですがお一人様でも、一杯だけでも、お気軽にどうぞ」とホームページに書かれているとおり、1人でふらりと入っても居心地の良い静かなバーだ。

ワインの種類は非常に豊富で、デザートワインともいわれる貴腐ワインもある。旧世界のワインだけでなく、チリニュージーランド、カナダ、アメリカといった新世界のワインもそろえてあり、赤ワイン白ワインともに手ごろな価格のワインから高価なワインまで楽しめる。

ピザやサラダなどの食事のほか、チーズの盛り合わせや、ナッツ、チョコレートなど、ワインのお供にぴったりのおつまみも充実している。

定休日:日曜、年末年始
営業時間:18:00~翌02:00
電話番号:03-3205-8850
住所:東京都新宿区喜久井町7 ANSビルB1F
アクセス:東京メトロ 東西線 早稲田駅 2番出口より徒歩2分

ホームページ:http://www.barvitis.com/

早稲田でがっつり肉とワインを楽しむなら

ステーキ・鉄板焼 屯

本格的なステーキが手ごろな価格で味わえるステーキ・鉄板焼 屯(たむろ)。マライア・キャリーが来店したこともあり、彼女が座った席が分かるようになっている。誰でも気軽に鉄板焼きを楽しめるお店だ。

ワインは赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインがそろっている。赤ワインは、フルボディを中心に約3000円~約6000円のワインを、白ワインは約3000円~約6000円の辛口ワインを楽しめる。高級シャンパンの「ドン・ペリニヨン」も味わうことができる。もちろん、グラスやデキャンタで手軽に楽しめる価格のハウスワインもある。

定休日:月曜
営業時間:18:00~22:00(LO 22:00)
電話番号:03-3203-2590
住所:東京都新宿区早稲田鶴巻町566 宮田ビル1F
アクセス:東京メトロ 東西線 早稲田駅 1番出口より徒歩8分

ホームページ:https://tamuro.owst.jp/

早稲田でカジュアルなイタリアンとワインを楽しむなら

Pizzeria TAKATA BOKUSYA

カジュアルだけどおしゃれな店内で、本格的なイタリアンを味わえるPizzeria TAKATA BOKUSYA(ピッツェリア タカタ ボクシャ)。本場ナポリの食材を使用し、薪を使った石窯で焼き上げるナポリピザはおすすめメニューの1つだ。お得なランチも提供している。

ワインはこだわりを持って、そろえられている。ボトルワインは、赤ワイン10種類、白ワイン8種類、スパークリング2種類が用意されていて、2700円から。グラスワインは、赤ワイン、白ワインともに3種類ずつ、軽めのものから重めのものまで用意されている。

2020年7月時点のオーナーのおすすめは、イタリア・アブルッツォ州の「スピナルバ」。トレッヴィアーノとソーヴィニョン・ブランを使用した白ワインで、青リンゴのような果実香と爽やかな辛口の味わいが、ピザによく合うとのこと。ピザに限らずそれぞれの料理に合うワインを教えてくれる。

定休日:不定休
営業時間:[月〜金](ランチ)11:30~14:00(LO)、(ディナー)17:30~21:00(LO)
[土] 11:30~21:00(LO)
[日祝] 11:30~20:00(LO)
電話番号:03-3202-2376/050-5596-3826
住所:東京都新宿区戸塚町1-101
アクセス:東京メトロ 東西線 早稲田駅より徒歩5分(早大南門通り沿い)

ホームページ:https://www.takatabokusya.com/

早稲田で本格フレンチとワインを味わうなら

キャトルフォンテーヌ

早稲田に店を構えて約30年になる本格フレンチレストランのキャトルフォンテーヌ。「繊細で優雅な 真心の詰まったそんなレストラン」がコンセプトで、丁寧な調理とおもてなしを心掛けている。本格的なフレンチでありながら、手ごろな価格のランチメニューも用意してあり、デートやちょっとした記念日などにも利用しやすい。座席数が28席と少ないため、予約しておくほうがよさそうだ。

ワインは、味と価格のバランスがとれたフランスワインを中心に、手ごろな価格で約100種類用意してある。

定休日:日曜、祝日、不定休
営業時間:(ランチ)11:30~13:30(LO)、(ディナー)17:30~20:30(LO)
電話番号:03-3232-8555
住所:東京都新宿区早稲田鶴巻町519 井筒屋ビル1F
アクセス:東京メトロ 東西線 早稲田駅 1番出口より徒歩5分(早大正門通り沿い)

ホームページ:https://quatrefontaines.com/

早稲田でワインを買うなら

リカーショップ小倉屋

リカーショップ小倉屋(こくらや)は、1670年代から続く老舗の酒屋。長い歴史を持つ小倉屋は、夏目漱石の随筆「硝子戸の中」にも登場する。ワインのほか、早稲田の地ビールや地酒など地元に関連した酒類も取りそろえている。そろえてあるワインは、全て試飲済みで、味わいを確認したものだ。

定休日:日曜
営業時間:[月~土] 10:00~22:00
電話番号:03-3203-6660
住所:東京都新宿区馬場下町3 小倉屋ビル1F
アクセス:東京メトロ 東西線 早稲田駅 2番出口より徒歩1分

早稲田でワインについて学ぶなら

早稲田大学エクステンションセンター

早稲田でワインについて学ぶならば、やはり早稲田の街を代表する早稲田大学に足を運んでみてはどうだろうか。期間限定だが、「早稲田大学オープンカレッジ」でワインに関する講義が開かれていることがあるので、オープンカレッジを主催する「早稲田大学エクステンションセンター」のホームページをチェックしてみるとよいだろう。

早稲田大学エクステンションセンターは、早稲田大学の研究や教育機能を社会に開放するための機関で、センターの公開講座であるオープンカレッジは、春・夏・秋・冬の4学期に分けて早稲田校を含め都内3カ所で開催される。開講講座の総数は年間約1900にものぼり、早稲田校だけでも年間約840講座を開講している。早稲田大学の教授や名誉教授をはじめ、第一線の学者や実務家が講師を務めており、そのため、通常は聞けないような講師の話を聞ける絶好の機会といえる。

2020年は「日本ワインに親しむ」という講座が1月16日~2月20日の間に全5回に渡って、日本ワイナリーアワード審議委員長の遠藤利三郎氏を講師に迎えて開講された。

住所:東京都新宿区西早稲田1-6-1
電話番号:03-3208-2248
FAX:03-3205-0559アクセス:東京メトロ 東西線 早稲田駅 3a出口より徒歩5分

ホームページ:https://www.wuext.waseda.jp/

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