タラモンティ
特徴・ポイント 2001年設立のタラモンティ(Talamonti)は、『ワインスペクテイター』誌や『ガンベロ・ロッソ』誌など数々の著名ワインガイド誌で高評価を受けている、新進気鋭のワイナリーである。さらに「インターナショ…
アブルッツォ州はイタリア中部東側に位置する。西にはイタリアを縦断するアペニン山脈がそびえ、東はアドリア海に至る。州のほぼ全域が山岳、もしくは丘陵地帯となり、日較差が大きい。気候は地中海性気候となる。
生産地区分には、州全域が指定される赤ワインD.O.C.のモンテプルチャーノ・ダブルッツォ、同じく白ワインD.O.C.のトレッビアーノ・ダブルッツォがある。また、コッリーネ・テラマーネはD.O.C.G.へ昇格している。それ以外に、コントログエッラ村を中心とした地域のワインが、独立してD.O.C.指定を受けている。
つくられるワインとしては、モンテプルチャーノ・ダブルッツォでつくられる、モンテプルチャーノ種による辛口の赤ワインが非常に有名だ。
【アブルッツォ地区の生産地区分】
<モンテプルチャーノ・ダブルッツォ>
アブルッツォ州全域。1968年D.O.C.認定。固有品種モンテプルチャーノ種による辛口赤と、チェラスオーロと呼ばれる薄い色合いをしたロゼのD.O.C.で知られる。
トレッビアーノ・ダブルッツォ種を中心とした辛口の白は、トレッビアーノ・ダブルッツォD.O.C.として1972年認定されている。また、テラモ丘陵近辺原産のワインは、D.O.C.G.に昇格。モンテプルチャーノ・ダブルッツォ・コッリーネ・テラマーネとして2003年に認定された。
<コントログエッラ>
1996年D.O.C.認定。アブルッツォ州北部、グラン・サッソ山麓の丘陵地帯。国際品種を含む、幅広い品種のぶどうでワインがつくられる。
トレッビアーノ・トスカーナやパッセリーナを原料とした白、モンテプルチャーノにボルドー品種を混醸した赤やロゼ、トレッビアーノ・トスカーノによるスプマンテの他、極甘口タイプのパッシート、2年熟成タイプのリゼルヴァなど、つくられるワインも様々。
モンテプルチャーノ・ダブルッツォは、イタリア中南部に位置するアブルッツォにあるイタリアを代表するDOCだ。モンテプルチャーノ種を使用するミディアム・ボディの赤ワインで有名。イタリア3位の生産量を誇る産地だ。 気候・風土 …
コントログエッラの気候・風土 コントログエッラは、イタリア中南部にあるアブルッツォ州北部に位置する小さな村。マルケ州との州境から近い、州最高峰の山塊・グラン・サッソ麓の丘陵地帯にあるワイン産地だ。 コントログエッラの村を…