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関東地方は本州の東部に位置し、茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・東京都・神奈川県が含まれる。

そのうち茨城県・栃木県・群馬県は北関東と呼ばれる。北関東地域は農業が盛んであり、また良質な温泉や観光施設が点在し、多くの観光客が訪れる。

群馬県は地域によって気候が異なるが、冬は降雪があるためスキー場が多く、寒暖差が大きい。産業としては農業の割合が多く、こんにゃくや下仁田ネギ、嬬恋キャベツ、いちご、すいかなど名産品が多くある。

赤城山麓にワイナリーがいくつかあるが、いずれのワイナリーも自社農園で採れたぶどうを使用したワインを売りにしている。

四方を山にかこまれた盆地状の畑は、遮るものが少ないため日照時間が長く、降雨量も少ない。そのため、ぶどうやいちご、キャベツなど農産物の糖度が上がる。

【群馬県の主な生産地】
＜昭和村＞
昭和村では、奥利根ワイナリーがワインを醸造している。オーナーはカリフォルニアのナパ・バレーのような伸び伸びとしたワインづくりを理想に、この場所を選んだ。
赤城山麓に広がる畑にはシャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなどヨーロッパ品種が主に植えられ、自社農園ぶどうで作られたワインは「I’mシリーズ」として発売される。また、敷地内にレストランやテイスティング・ルームを備え、専門的な見学ツアーも用意されている。
この昭和村はこんにゃくの一大産地であり、休耕地はこんにゃく農家に貸し出し土地を有効活用している。