リヴァモア・バレー

リヴァモア・バレーワインの特徴とは

   

リヴァモア・バレーの気候・風土

リヴァモア・バレーは、セントラルコースト地方北部のワイン産地。サンフランシスコの東、サンノゼの北に位置する。

海からの風や霧によって、昼夜の寒暖差が激しい。強い風により土壌は乾燥しており砂利まじり。ぶどう畑の面積は約2,000haとなっている。

リヴァモア・バレーのワインの特徴

基本的には安価なものが多く、女性に好まれるフルーティーな味わいのものや、ハーブの芳香を楽しめるものが人気となっている。

リヴァモア・バレー産のワインは、日本での流通量はきわめて少ない。このため、日本人にはあまりなじみのない産地だろう。

A 2007 Wente Cabernet Sauvignon from Livermore Valley

エピソード

かつて、サンフランシスコ会修道士たちが、セントラルコーストを貫く、南北に長いハイウェイ101号線を道筋に布教活動を行った。この時に、ぶどう栽培やワインづくりも普及したという歴史がある。

リヴァモア・バレーはそこから若干外れた場所に位置している。

そうした経緯と、生産されるワインに有名なものがないこともあって、この地の知名度はまだまだ低い。

そのため、現在は品質向上と認知度アップのため、数社のワイナリーが宣伝活動に力をいれている。いまだ発展途上の産地と言えよう。

リヴァモア・バレーの代表的なワイン

・2000 カリン リヴァモア・ヴァレー セミヨン
・モーニング・フォグ シャルドネ
・Concannon
・Singing Winemaker California
・Steven Kent

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