パッドサウェー

パッドサウェーワインの特徴とは

   

パッドサウェーの気候・風土

パッドサウェーは南オーストラリア州の南東に位置する産地。研究機関の調査により、この地がワイン用ぶどうの産地として有望であることが分かり、1963年にぶどうの栽培が始まった。

地域内には大きな山がなく、海からの影響をダイレクトに受ける海洋性気候。他のいくつかの地域と同様に、石灰岩の上に赤茶色や茶色の砂質土が重なる。

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パッドサウェーのワインの特徴

パッドサウェーで多く栽培されていて、将来的にも有望視されているのがシャルドネだ。

樽を使わなければ、クリーンな印象にピュアなフルーツのフレーバーが踊る。シャルドネには珍しく、グレープフルーツのような香りがするのも特徴だ。

他にもリースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルデホといった白ぶどうの栽培に成功。白ワインの名産地として名を上げている。

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エピソード

この地域では水の確保が重要で、灌漑設備が敷かれている。水さえ確保できれば質の高いぶどうが約束されたようなものだが、しばしば春先におりる霜がぶどうにダメージを与え、大きな問題となっている。

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パッドサウェーの代表的なワイン

・レッド/ピラー・ボックス
・ソフィーズ・ガーデン・シラーズ/トゥー・ハンズ・ワインズ
・セント・ヒラリー・シャルドネ/オーランド

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