ローブ

ローブワインの特徴とは

ローブの気候・風土

ローブは南オーストラリアに位置するワイン産地だ。ライムストーン・コーストに位置し、マウント・ベンソンと隣接している。ワイン産地としては非常に新しく、ぶどうの栽培が本格化したのはここ20年のことだ。

南大洋の影響を強く受け、春から夏の夕方に海風が吹き込み、空気を冷やす。そのためぶどうはゆっくりと成熟し、特に白ぶどうにはしっかりとした味が形成される。

土壌はさまざまで、沿岸部丘陵地は石灰質の砂土、沿岸部平地はレンジナ(肥沃なダークカラーの土)、それにテラロッサの場所も随所に見られる。

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ローブのワインの特徴

ローブ地区にはワイナリーが4つしかない。

最も信頼性の高いのはシラーズで、果実味にあふれエレガントなタンニンと酸味を携えたワインとなる。

シャルドネソーヴィニヨン・ブラン白ワインは、冷涼な気候のおかげでキリッとした酸味が形成され、複雑な味わいだ。また、カベルネ・ソーヴィニヨンも栽培されている。

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エピソード

ローブは首都のアデレードから南へ350kmほどの場所にある。長く伸びた海岸線は、南オーストラリアの中でも指折りの美しさと言われる。それほどメジャーな観光地ではないが、保養地、別荘地として利用されている。

一方、南オーストラリアの海岸線にはホワイトポインテッド・シャークというサメが多く生息し、毎年数名が犠牲になっている。

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ローブの代表的なワイン

・ディストリクト・リリース・シャルドネ/ローズマウント・エステート
・カラッタ・シラーズ/12 マイル・ヴィンヤード
・ザ・マルベック・ローブ・ヴィンヤード/コーテス

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