サン・ロマン

サン・ロマンワインの特徴とは

   

サン・ロマンの気候・風土

サン・ロマンは、コート・ド・ボーヌ地方、モンテリーの西奥に位置するワイン生産地。小川に沿った標高280~400mの南南東、北北東向きの丘陵に、ぶどう畑が広がっている。

畑の土壌は泥灰土石灰。粘土質の土砂が、シャルドネ種の生育に適している。標高が高く冷涼なことから、他の生産地よりも少し遅れてぶどうの収穫が始まる。

サン・ロマンのワインの特徴

赤ワインピノ・ノワール種、白ワインはシャルドネ種を材料としている。白ワインの生産量の方が多い。

赤ワイン、白ワインとも3~10年後が飲み頃。白ワインは、辛口で香り高く味がある。ミネラル感もあり、野菜のマリネや蒸し料理によく合うとされている。また赤ワインも香りが良く、繊細できれいな酸味が特徴的。白身の肉料理やクリーミーな口当たりのチーズと相性が良い。

エピソード

8世紀以上前からのワイン生産地のため、歴史のあるワイン農家が多い。村の人口は250人ほどだが、「サン・ロマンに来れば、ワインを存分に楽しめる」と言われるほど人気のワイン観光生産地のため、訪れる観光客は年間1万人以上にも及ぶ。

また、サン・ロマンはワインそのものだけでなく、ワイン樽の製造業者が多いことでも知られている。

サン・ロマンの代表的なワイン

サン・ロマン ブラン コンブ・バザン
サン・ロマン ブラン ドメーヌ・トプノ・メルム
サン・ロマン ブラン ジョセフ・ドルーアン
メゾン・ドゥー・モンテイーユ サン・ロマン ル・ジャロン
サンロマン・スー・ラ・ヴェル
サン・ロマン ブラン ラ・ペリエール
サン・ロマン ブラン クロ・デ・デュック
サン・ロマン ブラン フレデリック・マニアン

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