カラブリアその他

スカヴィーニャワインの特徴とは

   

スカヴィーニャの気候・風土

スカヴィーニャはカラブリア州のDOC。ファレルナ・マリーナからカラブリアの西側にある海岸線に沿って広がる丘陵部で作られる。

まわりの地域と同じく、シラ高原とティレニア海の両方の影響を受ける。空気と土に含まれる豊富な水分は、真夏の猛暑からぶどうを守る働きをしている。また、海風により熱が冷却され、1日の中で気温の上下がある。

Grappolo d'uva Gaglioppo in Calabria

スカヴィーニャのワインの特徴

スカヴィーニャのワインは赤・ロゼ・白とあるが、スペリオーレやリゼルヴァと称するものもある。

赤とロゼワインはこの地域で主力のガリオッポを使用し作られる。白ワインシャルドネトレッビアーノ・トスカーノ、グレコ・ビアンコ、マルヴァジア・ビアンカなどが使われる。

代表的な生産者/当たり年

スカヴィーニャの生産者の中で各方面にて高い評価を受けている生産者として、オドアルディが挙げられる。また南イタリアのワインは、当たり年で評価されることはほとんどない。

どのワインも1000~3000円台くらいの値段・価格で売られている。

エピソード

2年以上熟成を重ね、アルコール度数13%以上のものはリゼルヴァ表記が可能となるが、この地に残るラテン語で「カヌシウム」と表記されることもある。

スカヴィーニャの代表的なワイン

・スカヴィーニャ・ビアンコ/オドアルディ
・ポルピチェッロ・スカヴィーニャ/オドアルディ
・スカヴィーニャ・ロゼ/オドアルディ
・ピアン・デッラ・コルテ・スカヴィーニャ/オドアルディ

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