京丹波町

京都府京丹波町でつくられるワインの特徴とは

   

京都府京丹波町の気候・風土

京丹波町は京都府中部の船井郡に属し、綾部市、福知山市などに隣接する。2005年に丹波町、瑞穂町、和知町が合併して誕生した。

主な産業はぶどうや稲作・酪農を中心とした農業と林業で、松茸や黒豆、栗、牛肉などの名産品が多くある。

この地では、京都丹波ワインが質の高いワインを醸造している。農園は粘土質の土壌を持つ丹波鳥居野圃場、黒ボク土の瑞穂向上野圃場、丹波千原圃場、平林地区の4カ所にあり、ヨーロッパ流の垣根仕立てでぶどうを栽培している。

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京都府京丹波町のワインの特徴

丹波ワインの特徴として、白ワインは雑味を少なくするため、果汁清澄後に発酵させることが多い。これは繊細な京料理の味わいに合わせるためだ。

醸造するワイン全般において、個々のぶどうの個性を引き出しつつもワイン全体の調和が取れた製品を作っている。

あくまでも料理と引き立て合えるよう過度な香りづけなどはせず、木樽での熟成は赤ワインでも最大15カ月しか行わない。

代表的な生産者

京丹波町のワイナリーは丹波ワインが代表格だ。同社の農園では現在、試験栽培を含めて約40種ものぶどうを栽培している。栽培されるぶどうのほとんどは日本またはヨーロッパ種で、幅広いジャンルのワインの醸造を試みている。

商品のほとんどが1000~2000円台のリーズナブルな価格・値段で販売されている。

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エピソード

丹波ワインのロゴに記されている「LIEBE GEHT DURCH DEN MAGEN」とは、「愛は胃袋を通る」というドイツのことわざ。その意味するところは「おいしい妻の手料理があれば夫は早く帰宅する」だ。

食事とワインを合わせるヨーロッパ文化を尊重し、日常の食生活を含んだ楽しいコミュニケーションをという同社の理念が込められている。

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京都府京丹波町の代表的なワイン

・TAMBA WINE NOUVEAU/丹波ワイン
・Kissako 酸化防止剤無添加 Delaware 辛口/丹波ワイン
・てぐみ Delaware/丹波ワイン
・京都産Sparkling Saperavi(スパークリングサペラヴィ)/丹波ワイン

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