長野県その他

長野県小布施町でつくられるワインの特徴とは

   

長野県小布施町の気候・風土

小布施町は長野県の北東に位置し、長野市、須坂市などに隣接している。気候は最高気温が35度、最低気温はマイナス15度と激しい寒暖の差があり、降雨量は極めて少ない。地形は扇状地で水はけがよく、ぶどうやりんごなどの生育に適している。

この地でワイナリーを営む小布施ワイナリーでは、4代目の曽我彰彦氏により良質のワインが生産されている。

Domaine Sogga Obuse Sparkling H

長野県小布施町のワインの特徴

小布施ワイナリーのワインは、自社で栽培したぶどうを100%使用した「ドメイヌ・ソガ」シリーズと、自社栽培ぶどうと国内の契約農家栽培のぶどうを使ったワイン「ソガ・ペール・エ・フィス」シリーズがある。いずれもぶどうの個性を引き出すことに注力した素直で力強いワインだ。

ブルゴーニュで修行をした曽我彰彦氏は、昨今のワインブームに背を向けコツコツと自身の信じるワインを作り続ける孤高の醸造家であり、現在の日本ワインを語る上で欠かせない1人となっている。

Domaine Sogga Pinot Noir Vin Naturel 1年目 2005

代表的な生産者

小布施町のワイナリーとして有名な小布施ワイナリーは、1942年にワイン製造を開始。当時はりんごを使ったシードルを作っていたが、4代目の曽我彰彦氏がフランスより帰国後、再度畑作りからやり直した。

さまざまな試行錯誤の末、シャルドネを使用したワインが国産ワインコンクールで金賞を取り、脚光を浴びる。現在、「サンシミ」と呼ばれる無農薬農法を日本で実践し続けている唯一の生産者でもある。

あえて減反を行い、またコンクールへの出品を取りやめるなど、ワインの質を保つためなら流れに逆らうことを厭わない醸造家だ。

Domaine Sogga Pinot Noir Vin Naturel 1年目 2006

エピソード

気軽に購入が可能な値段の「ちゃぶ台ワイン」ヴァン・ド・ターブルからあるが、以前インターネット上で価格が高騰したこともあり、現在、特約店での販売価格をホームページなどで公表していない。

日本のワイン

長野県小布施町の代表的なワイン

・ドメイヌ・ソガ ソービニヨンブラン/小布施ワイナリー
・ソッガ レゼルブ プリヴェ シャルドネ/小布施ワイナリー
・シャルドネ サンシミ/小布施ワイナリー
・第一カベルネソービニヨン/小布施ワイナリー
・プティマンサン セック/小布施ワイナリー

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