ウクレスの気候・風土
ウクレスはカスティーリャ・ラ・マンチャのDO。2005年にDO呼称を認められ、スペインで最も若いDOである。
この地域は西側の海抜500~800mのエリアと、東側の海抜1000mのエリアに大きく分けられる。
大陸性気候の影響を受けるが、夏場の高温は高度によって和らげられ、それが質の良いぶどうの生育とワインの出来に影響している。
ウクレスのワインの特徴
ウクレスのワインは赤ワインが多く、センシベル(テンプラニーリョ)がこの気候と土壌に合うため多く生産されている。早飲みタイプの果実味溢れたワインと、熟成タイプの両方を生産している。
また、近年ではカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローも戦力になりつつある。ウクレスには古樹が多く、樹齢6年未満の木から収穫されたものを使用した場合はDO呼称を使用することが許されていない。
一方、ヴェルデホやモスカテル、シャルドネなどを利用した白ワインもあり、こちらは樹齢に関係なくDO表示することができる。
代表的な生産者/当たり年
ウクレスの生産者のうち、各方面で高い評価を受けている生産者として、フィンカ・ラ・エスタカーダ、カサ・サフラ、ボデガス・フォンタナ、ボデガ・パロマ・サンチェスなどが挙げられる。
ウクレスのワインは当たり年で評されることはあまりない。ウクレスで生産されるワインは、1000円台くらいの価格・値段のものがほとんどだ。
エピソード
ウクレスは、良質なワインを生産できる可能性が高いとして注目を挙げてきているエリアであり、ゆっくりではあるが、ワイン・プロデューサーによるワインが増えてきている。
一方、歴史ある建物の多い町だが、風力発電施設による景観破壊が問題になっている土地でもある。
ウクレスの代表的なワイン
・ラ・エスタカーダ・シラー=メルロー/フィンカ・ラ・エスタカーダ
・ヴェルデホ/カサ・サフラ
・エセンシア・デ・フォンタナ・テンプラニーリョ/ボデガス・フォンタナ
・カンポス・デ・タランス・テンプラニーリョ/ボデガ・パロマ・サンチェス