ビオディナミック・ワインの意味/解説
ビオディナミック・ワイン(Biot-Dina-Mick-wine)とは、オーストラリアの神秘思想家ルドルフ・シュタイナーが提唱した、ビオディナミック(バイオダイナミック)農法に基づいて栽培されたぶどうからつくられたワイン。
ビオディナミック農法は有機栽培の一種で、太陰暦に基づいた「農業暦」にしたがって種まきや収穫などを行う。
また、牛の角や水晶粉などの特殊な物質を調合した肥料を使う。さらに、土壌と植物、動物の相互作用だけでなく、天体の動きにも着目して農業を行う。
シュタイナーは酒を飲まなかったため、ワインづくりには何も言及していない。このためワインとビオディナミック農法は直接の関係は無い。
しかし有機栽培の一種として、ビオディナミック農法で使われる調剤や農業暦を応用したぶどう栽培と、酸化防止剤として二酸化硫黄を使用せずに生産するワイナリーは少なからず存在する。