ヴァンダンジュ・タルディブの意味/解説
ヴァンダンジュ・タルディブ(Vendanges Tardives)とは、フランスのアルザス地方で認められてる甘口ワインのラベル表記のこと。
ヴァンダンジュ・タルディブとはもともと、「遅摘み」を意味する言葉だ。ヴァンダンジュ・タルディブのラベル表記は、AOCアルザスとアルザス・グラン・クリュだけに認められている。フランスの全てのAOCの中でも、特に厳しい部類の審査をくぐり抜けた上質なワインであることの証明となっている。
ヴァンダンジュ・タルディブは、ゲヴルツトラミネール、ピノ・グリ、リースリング、ミュスカという4種類のぶどう品種のうち、いずれかの品種でつくる必要がある。一般的なぶどうの収穫開始の数週間後に、ヴァンダンジュ・タルディブ向けのぶどうの収穫が開始される。