木の香りのするワイン

木の香りのするワインの意味／解説

木の香りのするワインとは、樽熟成および発酵などの過程において、木の香りがついたワインを表現する際に用いられる言葉だ。

一言に「木の香り」といっても種類はさまざま。熟成度合いや熟成樽の種類によっても変化が起きる。

若いワインの場合は、杉などの針葉樹に例えられる香りとなる。それが熟成が進むにつれて腐葉土のような印象に変わっていくとされている。

深く焼入れがされているオーク材樽でワイン造りを行うとスモーキーな香りとなり、さらに焼いたパンのような香ばしさが楽しめる。

ヨーロピアンオークで造られた樽を使ったワインの場合はクローブやチョウジ、アメリカ産のオーク材を使用したシャルドネ種のワインの場合はココナッツの香りにも例えられる。