シモンズバーグの山並みと畑を思い描く情景
ワイナリー

グレネリー

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グレネリー(Glenelly)は、南アフリカ・ステレンボッシュ/シモンズバーグを代表する造り手のひとつです。名前は聞いたことがあっても、どんな土地で、どのような考え方のもとにワインを造っているのかまでは意外と整理しにくいものです。

この記事では、グレネリーの特徴、ワインづくり、代表的なワイン、歴史を分かりやすく紹介します。造り手の背景を知っておくと、ラベルだけでは見えにくい味わいの方向性や価格の理由も理解しやすくなります。

シモンズバーグの山並みと畑を思い描く情景
シモンズバーグの山並みと畑を思い描く情景。公式の視覚資料を参考に編集部が制作しました。実際の施設、畑、販売ボトルや収蔵作品、現地訪問を記録した写真ではありません(画像: Wine Bazaar)

グレネリーとは

産地とスタイル

グレネリーは、南アフリカ・ステレンボッシュ/シモンズバーグの風土と深く結びついたワイナリーです。産地の気候、土壌、品種の個性を生かしながら、その地域らしさが伝わるワインを生み出しています。

ブドウ畑の葉と果実の情景
ブドウ畑の葉と果実の情景。公式の視覚資料を参考に編集部が制作しました。実際の施設、畑、販売ボトルや収蔵作品、現地訪問を記録した写真ではありません(画像: Wine Bazaar)

評価される理由

グレネリーは、南アフリカのステレンボッシュ、シモンズバーグの麓にある生産者です。ボルドーでワイン造りに関わってきたメイ・ド・ランクザンが、この土地に新たな畑を育てました。今回の入口に選んだのは、エステート・リザーブ・レッド2018年。カベルネを軸にしながらシラーも組み合わせる赤で、フランスとのつながりと南アフリカの土地柄を考える手がかりになります。公式のラインアップは、旗艦のレディ・メイ、エステート・リザーブ、品種ごとの個性を見やすいグラス・コレクションに分かれています。同じ生産者でも、シリーズの名前を分けて読むとボトルを選びやすくなります。グラス・コレクションの名は、創設者が集めてきたガラス作品に由来します。

ワインづくりのこだわり

エステート・リザーブ・レッド2018年の公式説明では、手摘みしたブドウを除梗し、軽く破砕してステンレスタンクに入れます。3日間の低温浸漬を経て自然に発酵を始め、発酵中は1日に3回、果汁を循環させるポンプオーバーを行います。果皮とともに置く期間は2~3週間。その後、300リットルのフレンチオーク樽で18か月熟成します。ブレンドはカベルネ・ソーヴィニヨン52%、カベルネ・フラン14%、シラー14%、メルロ11%、プティ・ヴェルド9%です。ボルドー系品種だけを思い浮かべると、シラーの存在を見落としてしまいます。公式の味わいの説明でも、カベルネが骨格を担い、シラーが黒胡椒を思わせる要素を加えると紹介されています。これは2018年の仕様で、別のヴィンテージやレディ・メイの造りを混ぜてはいません。掲載の樽や畑の情景は編集部制作で、現地の設備や特定の収穫を記録した写真ではありません。

樽熟成を考えるセラーの情景
樽熟成を考えるセラーの情景。公式の視覚資料を参考に編集部が制作しました。実際の施設、畑、販売ボトルや収蔵作品、現地訪問を記録した写真ではありません(画像: Wine Bazaar)

代表的なワイン

エステート・リザーブ・レッド2018

今回のAmazon購入候補は、商品名に2018年、赤、南アフリカ、ステレンボッシュ、750mlと表示されているボトルです。生産者はカシスや桑の実、杉、たばこを思わせる香り、果実味と酸、しっかりしたタンニンを紹介しています。実飲した感想ではなく、公式の商品説明をもとにした案内です。料理を合わせるなら、まずはグリルした肉などと楽しむ場面を考えてみてください。掲載のボトルと食卓は編集部が制作した情景で、販売ボトルのラベルや現地での食事を撮影したものではありません。注文前には年号と販売者、配送予定を確認してください。

レディ・メイとグラス・コレクション

旗艦のレディ・メイと、エステート・リザーブ・レッドは別の銘柄です。また、グラス・コレクションには、樽を使わないシャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、メルロなどが並びます。ブレンドした赤から入るか、ひとつの品種に注目するかで、選び方も変わります。この記事の購入リンクはエステート・リザーブ・レッド2018年です。ほかのシリーズの価格や熟成方法を、このボトルの仕様として読み替えないようにしましょう。

赤ワインと料理の情景
赤ワインと料理の情景。公式の視覚資料を参考に編集部が制作しました。実際の施設、畑、販売ボトルや収蔵作品、現地訪問を記録した写真ではありません(画像: Wine Bazaar)

ワイナリーの歴史

現在のグレネリーにつながる転機は2003年です。当時ボルドーのシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドを所有していたメイ・ド・ランクザンが、78歳でこの農園を購入しました。果樹のあった土地を調べ、ブドウへと植え替えていきます。ラベルにある1783という数字は、グレネリーの創業年ではありません。先祖のエリー・ミアイユが王室のワイン仲買人の称号を得た年を表し、一族とワインの関係を伝えるものです。土地そのものの古い来歴、家族の歴史、南アフリカで新しく始めた事業は、それぞれ分けて見ておくと理解が深まります。ワイナリーには試飲室やガラスのミュージアム、ビストロがあり、公式サイトで訪問案内を確認できます。この記事のガラスの情景は、収蔵作品や展示室を再現したものではありません。

グレネリーを写真で見る

ワインを比べるテーブルの情景
ワインを比べるテーブルの情景。公式の視覚資料を参考に編集部が制作しました。実際の施設、畑、販売ボトルや収蔵作品、現地訪問を記録した写真ではありません(画像: Wine Bazaar)
ガラスとワインの関わりを考える情景
ガラスとワインの関わりを考える情景。公式の視覚資料を参考に編集部が制作しました。実際の施設、畑、販売ボトルや収蔵作品、現地訪問を記録した写真ではありません(画像: Wine Bazaar)

グレネリーのおすすめワイン

この記事にはAmazonアソシエイトリンクが含まれます。

グレネリーの味わいを知るなら、まずは代表的な銘柄から選ぶのがおすすめです。

グレネリー エステート・リザーブ・レッド2018 赤750ml

グレネリーらしさを感じやすい1本として、ヴィンテージや販売者、配送条件を確認しながら選びたい候補です。

グレネリー エステート・リザーブ・レッド2018 赤750mlをAmazonで見る

まとめ

グレネリーは、南アフリカのワインを知るうえで押さえておきたい造り手です。産地の個性、歴史、代表的なワインを知っておくと、ボトルを選ぶときの判断材料が増えます。まずは代表的なキュヴェのスタイルを確認し、料理や熟成感の好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

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編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

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