ラ・リオハ, ワイナリー

マルケス・デ・ムリエタ

   

特徴・ポイント

マルケス・デ・ムリエタ(Marqués de Murrieta)は160年の歴史を持つスペインワイナリー。スペインのリオハで、スペインの伝統とボルドーの近代技術を融合させたワインを生産している。
多くのコンクールで賞を受賞。ソムリエ世界大会で使用されるなど、世界中で高く評価されている。

ワインづくりのこだわり

マルケス・デ・ムリエタがワインづくりで大事にしていることは、ぶどうの持っている可能性を最大限に引き出すために、ケアを欠かさないこと。そしてワインの取り扱い方に関する知識を持つことだ。この2点をワインづくりの哲学としている。

Rioja Wine

代表的なワイン

マルケス・デ・ムリエタ・レゼルヴァ

すべて手作業で摘み取ったぶどうをステンレスタンクで発酵させる。
新鮮な果実味と、まろやかなタンニンを感じ、バランスが良い。ほのかに新樽の香りも感じられる。

Marqués de Murrieta Reserva 2005

カスティーリョ・イガイ・グラン・レゼルヴァ・エスペシャル

複雑でありながらエレガントさを感じさせるクラシックなスタイルのワインだ。マルケス・デ・ムリエタが保有する畑の中でも、特に恵まれたイガイ・エステートで栽培した樹齢80年前後の樹から採れる最高級のぶどうを使用し、アメリカオーク樽で2年間熟成、その後3年間、瓶内熟成する。
カシスやチェリーの熟した果実味とオーク樽由来の上品な香り持つ。弱めの酸としっかりとしたタンニンのバランスが絶妙。スペイン最高級とも言われる赤ワインだ。

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ムリエタ・グラン・レゼルヴァ リミテッド・エディション

イガイ・エステートで栽培された高品質なぶどうを使用し、樽熟成と瓶熟成に合わせて5年以上かけたワインだ。
深く濃いガーネット色で、カシスなどの黒色果実の熟した香りを持つ。樽に由来する上品な香りも楽しめる。濃縮された果実味とタンニンのバランスが良い。

limited-edition

ワイナリーの歴史

1852年、ルシアーノ・デ・ムリエタ氏が、スペインのリオハに設立したワイナリーがマルケス・デ・ムリエタだ。

ルシアーノ・デ・ムリエタ氏は、自身のワイナリーだけでなく、リオハ地方のワインの品質や評価を向上させることに力を注いだ。地元産のぶどうを使用し、長期間樽熟成させるのが特徴であるリオハワインの基礎を築いたのも同氏。そうした功績により、侯爵(マルケス)の称号が与えられた。

設立から約130年後の1983年に、ワイナリーはクレイセル家に売却された。ワイナリーを受け継いだヴィセンテ氏は、醸造設備を刷新するなど大規模に改築。しかし、ワインづくりの根本は、ムリエタ氏のスタイルを引き継いだ。

マルケス・デ・ムリエタは、スペインの伝統を守りつつ、革新を続けてきたプレミアムワイン生産者と言える。そのワインの評価は非常に高く、世界中のレストランで楽しまれている。

07DEC12: Marques de Murrieta

【公式サイト】
マルケス・デ・ムリエタ(日本語非対応)
http://www.marquesdemurrieta.com/

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