ヴァルポリチェッラ, ヴェネト, ワイナリー

アレグリーニ 

特徴・ポイント

16世紀初頭からワインづくりを続け、個性豊かなワインを次々にリリースしてきたワイナリー。評価誌『ガンベロ・ロッソ』での最高評価「トレ・ビッキエリ」の通算獲得が31回とヴェネト州で1番、イタリア全土で5番目に多い。

ワインづくりのこだわり

約100haの自社畑を所有し、そこで採れたぶどうのみを使用。ぶどうの陰干しや独自の二重発酵方式など、さまざまな新技術を開発し、ワイン醸造法の向上に貢献している。

Cellar Tour: La Giaretta: A Family Tradition in Valpolicella

代表的なワイン

アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ

ヴェネト州のヴァルポリチェッラを代表する伝統的な赤ワイン。陰干しによって糖度を高めたぶどうを使用し、果実の濃密でとろけるような味わいを堪能できる。また、4年連続でパーカーポイント95点以上をマークするなど、ワイン評価本でも高評価を得ている。

Allegrini Amarone with Veal in cream

パラッツォ・デッラ・トーレ

一度発酵させたワインに干しぶどうを加え、二重発酵させたアレグリーニ(ALLEGRINI)のフラッグシップワイン。干しぶどうを約30%加えることで、味わいにコクとまろやかさを与えている。口に含むと、干しぶどうの甘いアロマが強く香る。『ワインスペクテーター』誌の「TOP100ワイン」に、5年間連続で選出されている。

Palazzo della Torre Allegrini 2005

ワイナリーの歴史

16世紀初頭からヴェネト州ヴァルポリチェッラの地に君臨するアレグリーニ。世界で初めてワインの熟成にオーク樽を導入。また、ぶどうの陰干しという手法を考案し、伝統的なアマローネの品質を向上させるなど、ヴェネトのみならずワイン界全体の醸造技術の向上に一役買ってきた。フラッグシップワインであるパラッツォ・デッラ・トーレも、ヴェネト州の伝統的な二重発酵法“リパッソ”にアレンジを加えて生み出したものだ。

vinien

長い歴史を誇りながら確かな技術を持つアレグリーニは、イタリアで5本の指に入るワイナリーであり、世界の名門ワイナリーに比肩するワイン生産者として高く評価されている。

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