特徴・ポイント
コンチリオ(Concilio)はイタリアのトレンティーノ州で長い歴史を持つワイナリーのひとつである。広大な畑と最新設備を所有する大企業で、年間約65万ケースのワインを出荷している。製造するワインは「ジルベール・エ・ガイヤールコンクール」で金賞を獲得するなど、世界的な評価も高い。
ワインづくりのこだわり
高品質かつスタイルと個性を備えたワインづくりをモットーとしている。また健康や環境にも配慮しつつ、ぶどうの有機栽培と最新技術と手法を用いた醸造、熟成を行っている。
代表的なワイン
コンチリオ マルツェミーノ
鮮やかなルビーの色合いに繊細な花やフレッシュなフルーツの香りが感じられる。トレンティーノ地区独特の土壌である玄武岩が生み出すテロワールのマイルドでなめらかな口当たり、エレガントでふくよかな果実味が魅力の赤ワインだ。
コンチリオ コンテッサ ジョヴァンナ マンチ ピノ・グリージョ
フレッシュでフルーティーな味わいとミネラル感と果実味のバランスに優れた、ピノ・グリージョを使用した辛口白ワイン。インターナショナル・ワイン・チャレンジにおいて銀賞を獲得している。
コンチリオ シャルドネ
ハチミツやバニラなどのニュアンス、バナナなどのトロピカルフルーツとりんごを思わせるフルーティーな香りが魅力的。フレッシュでクリーミー、エレガントな口当たりが特徴の白ワインだ。
ワイナリーの歴史
コンチリオは、アンジェロ・グリゴッリによってトレンティーノ州ガルダ湖畔にあるモーリー村で1860年に設立された。同社の事業は、地元住民や親族が参入し徐々に規模を拡大し、1990年にぶどう園の所有者グループが株主となって、現在の企業となった。
コンチリオでは、北イタリアの高所に位置するぶどう畑の土壌や気候などの特性を活かしたぶどう栽培を行っている。
長い歴史を持つワイナリーでありながら常に最新技術と品質を追求して優れたワインを製造しているのが、コンチリオの特徴だ。