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特徴・ポイント
ゾーニン(ZONIN)は、17世紀からワインづくりを行っている家族経営のワイナリーだ。イタリア各地に総面積4500haに及ぶワイナリーとぶどう畑を所有している。
ワインづくりのこだわり
最高のクオリティのワインを生産すること、自社のぶどう畑のぶどうを使うことを哲学としている。これらを実践するワイン生産のスペシャリスト「エノロジスト」による、自社のぶどう畑が位置するイタリア各地の土地や気候、土壌が生むテロワールを生かした多彩なワインをつくり出している。
代表的なワイン
ゾーニン カステロ・ダルボラ キャンティ・クラシコ リゼルヴァ
トスカーナ州キャンティ・クラシコの「カステロ・ダルボラ エステート」を代表するワイン。赤い果実やスミレ、スパイスの香りと共に赤い果実やアーモンドを思わせるアロマを感じられる。繊細なミネラルとタンニンの口当たりがよい。
ゾーニン ガヴィ
限定契約農家で栽培されたコルテーゼを使用した辛口白ワイン。パッションフルーツやピーナッツのような香りとすっきりとした味わいが特徴である。
ゾーニン リージョンズ・コレクション シャルドネ
ゾーニンがイタリア各地に所有するワイナリーとぶどう畑ごとの個性を楽しめるシリーズ。フレッシュな果実香と酸味、すっきりとした味わいが魅力。リージョンズ・コレクションには北イタリア産のシャルドネのほか、カベルネ、ソアヴェ、ヴァルポリチェッラなどが揃う。
ワイナリーの歴史
17世紀からワインづくりを行っているゾーニン家が1821年、北イタリアのヴェネト州でワイナリーを創立した。家族経営の小規模ワイナリーから始まったゾーニンは、20世紀に入ると積極的にマーケティングを開始、ジャンニ・ゾーニン氏のもとでイタリアを代表するワイナリーのひとつにまで成長を遂げた。2014年、約40年に渡りゾーニン社を率いたジャンニ・ゾーニン氏に代わり、息子のドメニコ・ゾーニン氏が社長に就任した。
7世代に渡る歴史の中でゾーニンはイタリア各地にワイナリーとぶどう畑を所有し、現在はイタリア最大規模のワイン製造会社となっている。さらにアメリカ・ヴァージニア州にもワイナリーを所有。自社が持つ多種多様な土地のワイナリーのテロワールを反映した個性豊かなワインを生産している。