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特徴・ポイント
ラ・アグリコーラ(La Agricola)は、灌漑設備メーカーが自社設備のアピールのため所有していたぶどう畑から発展したという異色のワイナリーだ。アルゼンチンで最も重要なワイン産地であるメンドーサに位置し、世界約60カ国で約320万箱のワインを販売している。
ワインづくりのこだわり
ぶどうの収穫はすべて手摘みにこだわり、また、化学肥料を使用しないオーガニックなぶどう栽培にも取り組んでいる。
代表的なワイン
ラ・アグリコーラ ヴィダ オーガニカ カベルネ・ソーヴィニヨン
100%オーガニックのぶどうを使用した赤ワイン。フレッシュなカシスやチェリーを思わせる香りにシンプルで豊かな果実味が特徴。程よいタンニンを感じられ、フルーティーな余韻を楽しめる。
ラ・アグリコーラ サンタ ジュリア フュージョン シュナン・ブラン シャルドネ
シュナン・ブラン種とシャルドネ種をブレンドして作られた白ワイン。りんごやトロピカルフルーツ、はちみつのようなアロマとフレッシュな果実味が魅力だ。
ラ・アグリコーラ ヴィダ オーガニカ スパークリング
オーガニック認証を受けたスパークリングワイン。洋ナシやバナナのような豊かな香りと果実味を持つ。きめ細やかな泡と酸味、甘さのバランスに優れている。
ワイナリーの歴史
ラ・アグリコーラは1963年設立。元々は灌漑設備メーカーだったが、取り扱っている設備の機能アピールのためにぶどう栽培を始めたことがワイン生産のきっかけとなった。現在はアルゼンチンの銘醸地であるメンドーサに本拠地を置き、当地に約600haのぶどう畑を所有している。
環境に配慮したワイナリーとしても知られ、現在は100%オーガニックを目指している。また、従業員の子供たちが教育を受けられるようワイナリー内に教育施設を設置するなど、従業員や地域への貢献度が高い企業でもある。