特徴・ポイント
ボデガス・ラ・ヴァル(Bodegas La Val)は、白ワインの名産地と知られるスペイン最西端のリアス・バイシャスにあり、同地区で最初に収穫を始めるぶどう畑「アランテイ」をもつワイナリー。「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード」や「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」など国際ワインコンクールで多数の受賞歴があり、国際的に高い評価を受けるワインを生産している。
ワインづくりのこだわり
スペイン固有の白ワイン品種アルバリーニョを使い、近代的な醸造設備により、ぶどうの手摘みから始まる伝統的なワイン製法と最新技術を駆使し、最高品質のワインづくりを目指している。
代表的なワイン
ボデガス・ラ・ヴァル フィンカ・デ・アランテイ アルバリーニョ
桃やアプリコットなどのフレッシュな果実香とハーブやシトラスの調和が取れた香りが感じられる。クリーミーで酸味とミネラルのバランスが良い、余韻を楽しめる白ワインだ。
ボデガス・ラ・ヴァル オルヴァーリョ アルバリーニョ
フレッシュなハーブやローレルを思わせる香りに花や柑橘類のアロマが特徴。飲みやすく豊かで新鮮な後味が長く残る。
ワイナリーの歴史
ボデガス・ラ・ヴァルが創立されたのは、1985年のことである。当初、ワイナリーはスペイン・ガリシア州を流れるミーニョ川近くのオ・ロサル村に位置していた。その後の高品質なワイン販売の成功により、ボデガス・ラ・ヴァルはより多くのワイン生産のため、アランテイをはじめとする4カ所でぶどう畑のための新たな土地を購入した。
2003年には最新のワイン生産技術を備えた醸造設備をフィンカ・アランテイに建設、ワイナリーを移転した。
現在、ボデガス・ラ・ヴァルのワインの全生産量の6割以上が海外へ輸出されており、世界約20カ国で販売されている。