リアスバイシャス, ワイナリー

ビオンタ

特徴・ポイント

スペイン北西部ガリシア州の大西洋岸に位置するビオンタ(Vionta)の名は、ワイナリーから望む無人島の名から取られている。スペイン国内のみならず、2012年に英「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード」で銀賞、2013年に米「モントレー・ワインコンペティション」で金賞を受賞するなど、国外のワイン・コンテストでも高い評価を得ている。

ワインづくりのこだわり

スペイン原産のアルバリーリョ種を栽培。強い日差しからぶどうを守り、樹勢をコントロールするためにペルゴラと呼ばれる棚式栽培を行い、海のミネラルたっぷりのぶどうを丁寧に手摘みしている。ぶどうは収穫時の新鮮さを保つために小箱でワイナリーへ届け、徹底した温度管理による低温発酵により最高の環境で育ったぶどうを最高品質のワインに仕上げている。

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代表的なワイン

ビオンタ アルバリーニョ

りんごや白桃のような果実の香りとフレッシュな味が魅力の辛口のアルバリーニョ100%の白ワイン。香り高く長い余韻を感じられる、魚介類・甲殻類によく合うワインだ。

Vionta Albariño, Rias Baixas LIMITED EDITION XT 2006

ビオンタ アニュスデイ

アルバリーニョを100%使用している白。洋ナシやりんごを思わせる果実味とアニスやハーブのニュアンス、キレがよくミネラル感のあるワインだ。

ワイナリーの歴史

ビオンタがアルバリーニョ種を使用したワインを生産し始めたのは1988年からのこと。2010年、ビオンタはスペイン最大のカヴァ生産者として知られるフレシネ・グループの一員となった。

Viñedos

ビオンタが所有するぶどう畑は、リアス式海岸を意味するリアス・バイシャス最北端のバル・ド・サルネス内の3地域に位置している。スペインでも最高の白ワインの産地として知られる当地において、ビオンタはぶどう栽培からワイン醸造に至るまで最高のワイン生産にこだわっている。

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