特徴・ポイント
スペインのラ・マンチャ地方最大規模を誇るワイナリーのアユソ(Ayuso)。スペインの原産地呼称ワインであるDOラ・マンチャで初めての樽熟成ワイン製造元としても知られており、年間約150万リットルのワインを生産、世界各国に輸出している。
ワインづくりのこだわり
ぶどう畑の特性に合わせた品種を栽培。日照時間や収穫量を研究した上で、最適な収穫量と収穫時期をコントロールしている。セラーでは最先端の技術を導入し、発酵温度やボトリングの管理を行っている。
代表的なワイン
アユソ エストーラ レセルバ
厳選されたテンプラニーリョとカベルネ・ソーヴィニヨンを使用。赤い果実のフルーティーさとアーモンドやいちじくのアロマが特徴の赤ワイン。余韻にオーク樽由来のバニラやスパイス香が感じられる。
アユソ アバディア デ ロブレ
「樫の木のそばの修道院」という名を持つ赤ワイン。チェリーのようなフレッシュな果実味とフルーティーで豊かなアロマ、長く続く余韻が魅力だ。同シリーズには白とロゼがラインアップされている。
アユソ エストーラ ヴェルデホ ブランコ
ヴェルデホ種を使用した辛口の白ワイン。白い花やトロピカルフルーツのような豊かな香りがある。果実味と酸味のバランスに優れており、冷やしてシーフード料理に合わせたい。
ワイナリーの歴史
アユソは1947年、ラ・マンチャ地方ビリャロブレドで設立されたワイナリーだ。
1961年、アユソはボルドータイプのオーク樽で熟成したワインを初めて販売。このワインがDOラ・マンチャ初のボルドータイプオーク樽熟成ワインとなった。1965年にはアユソのフラグシップワインであるエストーラ、レセルバをリリースした。
アユソでは常にワイナリーでの技術改善や最新設備の導入や設備刷新を積極的に行い、世界中で愛飲されるワインを送り出している。