特徴・ポイント
「古くからの名門」という意味のワイナリー名を持つソラール・ビエホ(Solar Viejo)。スペインの最高格付けDOCaに認定され、テンプラニーリョ種の銘醸地として知られるリオハに位置している。世界最大のカヴァ生産者として知られるフレシネ・グループ傘下のワイナリーだ。
ワインづくりのこだわり
伝統と新しい技術の融合により、個性的でユニークなワインをつくり出している。テンプラリーニョの味わいを引き出し、樽を定期的に洗浄してクリーンな味わいに仕上げるなど、ぶどうと樽のバランスにこだわっている。
代表的なワイン
ソラール・ビエホ テンプラリーニョ
リオハを代表する品種テンプラリーニョを100%使用し、凝縮したベリー系果実の香りと豊かな果実味が魅力のミディアムボディ。繊細なタンニンとバランスのとれた酸味が心地よい味わいだ。
ソラール・ビエホ クリアンサ
テンプラニーリョを100%使用し、オーク樽で12カ月熟成する。熟した赤い果実やリコリスを思わせる香り、アメリカンオーク樽由来のチョコレートやスパイス、バニラのような香りが特徴。フルーティーな果実味と酸味とのバランスに優れたワインだ。
ソラール・ビエホ レセルバ
テンプラリーニョとグラシアーノをブレンドし、オーク樽で14カ月間熟成後、さらに瓶内熟成してつくられる。コーヒーやキャラメルのような香りとベリーを思わせる果実香を感じられる、エレガントな味わいのフルボディの赤ワインだ。
ワイナリーの歴史
スペイン北部のバスク州リオハ・アラベサの小さな村ラグアディアにあり、1937年創業。2004年にフレシネ・グループの一員となった。ワイナリーの設備改良や最新設備を導入しながら、若き醸造責任者であるヴァネッサ・インサウスティ氏によって新しいリオハ・ワインを生産している。