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特徴・ポイント
ナパ・バレーにある、高品質なソーヴィニョン・ブランのワインで有名な名門ワイナリー。日本国内でも「サクラアワード」での「ダブルゴールド賞」や「ジャパン・ワイン・チャレンジ」での「プラチナゴールド賞」を受賞するなど、その評価は高い。
ワインづくりのこだわり
サン・スペリー(ST.SUPERY)の畑があるダラーハイドは、年間累積温度をはじめ、フランス・ボルドーの気候条件に良く似ていることが特徴だ。よく熟したぶどうを使い、凝縮感と酸がバランス良く乗った、ゴージャス感のあるワインを造り出している。
代表的なワイン
サン・スペリー ダラーハイド カベルネ・ソーヴィニヨン
よく熟したカベルネ・ソーヴィニヨンを使用した、骨格のしっかりとした赤ワイン。カシスや黒スグリなどの果実由来の洗練された香りに、オーク樽で長期熟成させたヴァニラなどの重厚な香りと味わいが絶妙にバランスする。
サン・スペリー ソーヴィニヨン・ブラン
サン・スペリーの代表作ともいえるソーヴィニョン・ブランを使用した白ワイン。ステンレス樽の特徴でもあるフレッシュで活き活きとした果実味と酸、ライム、キウイ、グレープフルーツの香りがバランス良く調和している。
サン・スペリー ダラーハイド ソーヴィニヨン・ブラン
ダラーハイドの単一畑でつくったソーヴィニョン・ブランをつかい、伝統的な樽熟成により作り出した白ワイン。快活な酸、爽やかなグレープフルーツなどの柑橘系の香りがありながら、樽由来のトーストの風味も楽しめる。
ワイナリーの歴史
フランス・ラングドック地方の著名実業家が、1970年代にカリフォルニアのナパ・バレーでワイン造りを始めたことがサン・スペリーの始まりだ。現在、ナパ最大規模のソーヴィニョン・ブランの畑を所有している。
サン・スペリーは、それまでオーク樽での熟成が一般的だったソーヴィニヨン・ブランをステンレス樽で熟成する新たな醸造法を採用したパイオニアとして知られている。また、近年は環境保全にも取り組み、「カリフォルニア・サステナブル・ワインメイキング」に認定されている。
2015年には、フランスのシャネルがオーナーとなったことでも、世界の注目を集めた。