カリフォルニア, ワイナリー

ブエナ・ヴィスタ

   

特徴・ポイント

1857年、カリフォルニアワイン産業の父とも言われるハンガリー人のアゴストン・ハラスティ伯爵がソノマに設立したワイナリースペイン語で「絶景」をいう意味のブエナ・ヴィスタ(Buena Vista)は、ぶどうの栽培からワイン造りまで一貫して行う、アメリカで最も古い歴史を持つエステート・ワイナリーだ。

ワインづくりのこだわり

古来よりヨーロッパで行なわれてきた製法をアメリカで最初に導入し、今日まで受け継いでいる。その伝統的な製法により、ワインのアロマや風味、複雑味が高まり、優美で繊細なワインが生み出されている。

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代表的なワイン

ブエナ・ヴィスタ カーネロス ピノ・ノワール

ベリー系の果実の香りに、フレンチオーク樽のまろやかな香りが調和している。絹のようななめらかなタンニンとフルーティーな味わいが感じられるエレガントな赤ワインだ。

Savor the Greenbelt

ブエナ・ヴィスタ カーネロス シャルドネ

シャルドネ由来のパッションフルーツやパイナップルを思わせる香りに加え、部分的なマロラクティック発酵に由来するバターやナッツの香りが特徴だ。芳醇で複雑味のある香りが楽しめる白ワイン

Buena Vista Chardonnay

ブエナ・ヴィスタ ソノマ ジンファンデル

カリフォルニアの主要ぶどう品種であるジンファンデルの特徴を最大限に引き出す製法で造られている。赤系果実のアロマに、ドライフルーツのような凝縮感が感じられる。とタンニンのバランスが良く、調和の取れた赤ワインだ。

ワイナリーの歴史

1857年に設立されたブエナ・ヴィスタの創設者アゴストン・ハラスティは、ハンガリーから政治亡命でアメリカに逃れてきた人物だ。
1861年、アゴストン・ハラスティはヨーロッパから20万株ものぶどうの穂木を持ち帰り、ワイン造りの研究に生涯を捧げた。こうしてカリフォルニアにおけるワイン産業のパイオニアとなったアゴストン・ハラスティは、「カリフォルニアワイン産業の父」と呼ばれるようになった。

1873年以降、ブエナ・ヴィスタのワインはヨーロッパの数々のワインンクールで受賞し、何度かのオーナーチェンジを経ながらも、伝統を重んじたスタイルが継承され現在に至っている。

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