アンプルダン

エンポルダワインの特徴とは

エンポルダの気候・風土

エンポルダ (アンプルダンとも)は、スペイン北東部・カタルーニャ州のワイン生産地だ。カタルーニャ地方の最北に位置し、フランス・ルーション地方との国境とは20kmほど。地中海から5kmほど内陸に入った、ピレネー山脈の間に位置する。

かつてはエンポルダ・コスタ・ブラバというDOだったが、2006年にDOエンポルダに改められた。

土壌は赤褐色のシスト(片岩)土壌。ぶどう畑の標高は海抜200m前後。

気候は地中海性気候に属するが、トラモンターナと呼ばれる強風が吹くのが特徴。ピレネーから吹き降ろすこの風がぶどうを病気から守り、独特のまろやかさを与える。

栽培されるぶどうはガルナチャ、マカベウ、カリニェラなど。併せて、フランス外来種のカベルネ・ソーヴィニヨンやシラー、メルローなども栽培される。

エンポルダのワインの特徴

ガルナチャ種による赤ワインがメインとなる。ガルナチャ種は干すことで糖度を高めたものが使用される。カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどフランス品種との混醸によるワインも作られる。

ワインは、トラモンターナの恩恵を受けたまろやかな味わいとなる。近年はクリアンサやレセルバなど、一定期間の樽熟成が定められた長熟タイプもつくられるようになった。

白ワインはマカベオ種やガルナチャ・ブランカ種によるものがメイン。ナシやリンゴのアロマを備えた、フルーティで香り高いワインとなる。

エピソード

地中海沿岸はその温暖な気候から海水浴場・観光地が多い。エンポルダからフランスまで広がる海岸は、「コスタ・ブラバ」と呼ばれる。カタルーニャきっての海水浴場として知られ、遠方の観光客のみならず、バルセロナからも多くの人が訪れる。

かつてコスタ・ブラバには「エル・ブジ」という高級レストランが存在した。1997年にはミシュランの三ツ星にも輝き世界一のレストランともいわれたが、2011年惜しまれつつ閉店した。

エンポルダの代表的なワイン

フィンカ・マラヴェーニャ / カスティロ・ペレラーダ
トレス・フィンカス / カスティロ・ペレラーダ
エンポルダ・エスピリトゥ / マス・エステラ

編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

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