フランス, ワイナリー

カステル

   

特徴・ポイント

カステル(Castel)はヨーロッパ最大級のワイン・グループ。フランス国内に21のシャトーと14の瓶詰工場・物流拠点がある。
カステルの看板ワイン「バロン・ド・レスタック」は、ボルドーAOCワインの中でも販売数量NO.1。フランスでワインの生産・販売量1位、世界で見てもワインの生産・販売量3位のシェアを誇る。

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ワインづくりのこだわり

時代の変化に対応し最先端の技術を取り入れながらも、伝統に忠実であることを大切にしている。伝統から生まれる知識や技術、そしてその土地のテロワールが持つエスプリをワインづくりに反映させている。
2001年には容量225Lの樽を約5万個も収納できるセラーを建設。オーク樽を使った樽熟成にこだわり、巨大セラーでじっくりと時間をかけて熟成させたワインを安定的に出荷している。

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代表的なワイン

バロン・ド・レスタック

フランスでの販売数NO.1のボルドーAOCワイン(※IRI FRANCE 2015データ)。
赤ワインのボルドー・ルージュと白ワインのボルドー・ブランがあり、赤はカシスを思わせる果実味と樽香のバランスが取れたワイン。タンニンもマイルドでまろやかな口当たりだ。
「レスタック(LESTAC)」という名称は、社名の「カステル(CASTEL)」を逆さから読んで名付けられた。

baron de lestac bordeaux

ブレサック ボルドー

レスタックに次いで、フランスでの販売数NO.2のボルドーAOCワイン(※IRI FRANCE 2012データ)。赤ワインのブレサック ボルドー・ルージュと白ワインのブレサック ボルドー・ブランがある。
白はソーヴィニヨン・ブランが主体の果実味をしっかりと感じられるワイン。柑橘系の爽やかな味わいが特徴。

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ファミーユ カステル カベルネ・ソーヴィニヨン

カステルの名を冠したフランスらしい品種の味わいを表現したワイン。
力強い香りのアタックと、スパイスやハーブの複雑な香り。エレガントなカベルネ・ソーヴィニヨンらしさを持つしっかりした味わいだ。

Famille Castel

ワイナリーの歴史

1949年、9人の兄弟姉妹によってフランス・ボルドー地方に設立されたカステルは、今やヨーロッパ最大のワインカンパニーとなり、世界でもNo.3に入るようになった。

ワイン商として事業を始め、瓶詰めも手掛けるように。1960~70年代にかけてぶどう畑を次々買収したことで事業の範囲と規模を拡大。現在はフランス全土に21のシャトーを持ち、130カ国以上でワインを販売している。

Castel

2001年にはヨーロッパ最大級の樽熟庫を建設し、ボルドーワインをよりリーズナブルに安定した品質で提供できるようになった。

創設者のピエール・カステル氏はビールや炭酸飲料の分野にも進出し、アフリカではNo.2のメーカーにまで成長させた。

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