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特徴・ポイント
フランス・ロワール地方の主要なワイン生産地を代表する8社の協同組合が集まって結成した連合団体で、その規模は非常に大きい。
ワインづくりのこだわり
アリアンス・ロワール(ALLIANCE LOIRE)に加盟している全てのぶどう生産者が減農薬栽培(リュット・レゾネ)に取り組むなど、巨大な団体ながらも、ワインを生産する上で連携のとれた高い意識を持ち、高品質のワインを生産している。
代表的なワイン
アリアンス・ロワール ロゼ・ダンジュ
ロワール地方の固有品種であるグロロ種のぶどうを主体として作られるAOCワインで、淡いピンク色を持つやや甘口のロゼだ。柔らかな口当たりが特徴。冷やして飲むことで、よりワインの持つ個性とすっきりとした風味を引き出せる。
アリアンス・ロワール ヴーヴレイ・テッド・ド・キュベ
ロワール地方のヴーヴレー地区にて、シュナン・ブラン種のぶどうを用いてつくられる白のヴァン・ムスー。シャンパーニュと同様に伝統的な瓶内二次発酵で造られ、AOCを名乗ることが許されている。グラスに注ぐと、細かく繊細な泡立ちが長く続く。柑橘系の微かに甘くほろ苦い風味と、イーストのような風味を持つ。
アリアンス・ロワール トゥフォー・ソミュール・シャンピニー
ロワール地方のソミュールでつくられるライトボディの赤ワイン。カベルネ・フラン種のぶどうからつくられており、タンニンは弱め。フレッシュな酸味とソフトな口当たりが軽い肉料理や赤身の魚料理によく合う。
ワイナリーの歴史
アリアンス・ロワールには、古くからの伝統を持つ老舗の協同組合が多数所属している。
協同組合の中には、1957年からの歴史を持つソミュール協同組合などがある。
2000年に、加盟する全ての栽培家が減農薬栽培を用いてぶどうの栽培を行うことに合意した。