トスカーナ, ワイナリー

チェッキ

   

特徴・ポイント

チェッキ(Cecchi)はイタリア・トスカーナ地方で最も歴史の古い、当地を代表するワイナリーのひとつだ。生産するワインは約45カ国へ輸出されており、世界的に高い評価を受けている。

ワインづくりのこだわり

ぶどう栽培からワイン製造まで、最新設備を導入したワイナリーで一貫して行っている。オーガニックワインも生産しており、化学物質の使用を抑えたワインづくりなど、環境に配慮した取り組みを進めている。

Vernaccia di San Gimignano (Weißwein vom Weingut der Famile Cecchi)

代表的なワイン

チェッキ キャンティ クラシコ

チェッキのフラッグシップワイン。スミレや黒い果実の香りに切れ味の良さ、深いコクのバランスに優れ、長い余韻を楽しめる。

2009 Chanti Classico from Cecchi

チェッキ ナティオ オーガニック キャンティ

チェリーやブルーベリーなどのフレッシュな果実の香りとスパイスのヒント、タンニンとフルーツの調和した味わいが楽しめる。イタリアの認定機関CCPBによって認定されたオーガニックワインだ。

cecchi

チェッキ ヴィノ ノビレ ディ モンテプルチアーノ

スミレを思わせる香りにバニラのようなアロマ、ほのかなタンニンを感じられる。オーク樽で24カ月熟成し、しっかりとしたストラクチャーのあるフルボディ赤ワインだ。

Montepulciano

ワイナリーの歴史

チェッキは1893年、トスカーナ州ポッジボンシでルイジ・チェッキ氏によって設立された。2つの倉庫から始まったワイナリーは成長を続け、20世紀初頭にはチェッキ氏の息子であるチェザーレ・チェッキ氏もワイナリーに加わった。

1962年、チェッキはイタリアを代表する銘醸地であるキャンティ・クラシコ地区の土地を取得、1970年代に本社をキャンティのカステリーナに移転した。

現在、チェッキは4代目のチェザーレ、アンドレア両氏によって運営されている。100年以上に及ぶ長い歴史と伝統に培われたワイナリーにおいて、最新の生産設備やオーガニック栽培などを導入し、新たな取り組みを続けている。

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