特徴・ポイント
ニコラ・ペラン(NICOLAS PERRIN)は、ローヌ地方北部の名門ポール・ジャブレ社のニコラ・ジャブレ氏と南部のペラン・ファミリーによって生まれたジョイントベンチャーである。『ワインスペクテイター』誌で高得点を獲得するなど、専門家の評価も高いワインを生産している。
ワインづくりのこだわり
北部のポール・ジャブレ社が持つテロワールの知識、南部のペラン・ファミリーが持つワインづくりとブレンディングの知識を融合し、最高品質のぶどうを用いた高品質なワイン生産を行っている。
代表的なワイン
ニコラ・ペラン クローズ・エルミタージュ ルージュ
メロンや桃、赤い果実の香りとナッツのようなニュアンスを感じられる。リッチな味わいのバランスが取れた赤ワインである。クローズ・エルミタージュには白もラインアップされている。
ニコラ・ペラン エルミタージュ ブラン
アカシアの花や熟した柑橘類のような香りと豊かで力強い果実感が特徴。ミネラル感豊かでエレガントな余韻を楽しめる。
ニコラ・ペラン シラー ヴィオニエ
シラー種とヴィオニエ種のブレンド。赤い果実やブルーベリー、ブラックカラントの香りとスパイス香が調和しており、柔らかいタンニンと酸味のバランスが良い。
ワイナリーの歴史
ローヌ地方北部・南部の名門がタッグを組んで生まれたニコラ・ペランの歴史は、2007年のファーストヴィンテージから始まった。最高品質のローヌワインをつくるという目的のもと、ワインづくりの知識を結集しているニコラ・ペランでは、ブレンド、ボトリング、醸造などをそれぞれに適した土地で行っている。
当初の生産量は約2500ケースであったが、急速な成長を見せている同社のワインの生産量は将来的に約7500ケースが見込まれている。