ノーザン・ソノマワインの特徴とは
ノーザン・ソノマ

ノーザン・ソノマワインの特徴とは

ノーザン・ソノマの気候・風土

ノーザン・ソノマは、カリフォルニア州北部ソノマ郡にあるAVA。ロシアン川流域や、アレクサンダー・バレー、ドライ・クリークといった名醸地を含む広域AVAとなる。
なお、同様の広域AVAとしてはソノマ・コーストAVAがある。北はメンドシーノ郡との境界、南はサンタローザの町までが該当する。

ソノマ南部ではサン・パブロ湾から吹き込む冷風の影響により冷涼となり、朝夕には霧が立ち込める。これは、アラスカから南下してくる寒流、カリフォルニア海流によるものだ。
一方、ドライ・クリークやアレクサンダー・バレーといった北部・山間部では、こうした霧の影響を受けず、温暖で日較差の大きな地域となる。

Quivera vineyards

アメリン&ウィンクラー博士の気候区分では、湾に近い南部がブルゴーニュと同等のリージョン1、北部がボルドーやピエモンテと同等のリージョン2~リージョン3相当となる。

また、地域を流れるロシアン川は、ぶどうの栽培に重要な役割を果たす。夏には川を渡る涼しい風が過度の暑さを防ぎ、冬は逆に暖められた空気がぶどうを霜害から守る。

ノーザン・ソノマのワインの特徴

北部や山間部では、カベルネ・ソーヴィニヨン種による赤がメイン。また、ジンファンデル種を原料とした赤もある。特にドライ・クリーク周辺は、ソノマを代表するジンファンデル種の栽培地として知られる。

Zinfandel Grapes in mid veraison.jpg
Zinfandel Grapes in mid veraison” by Naotake MurayamaFlickr: Zinfandel Grapes. Licensed under CC BY 2.0 via Wikimedia Commons.

一方、南側の冷涼な地域ではシャルドネ種による白や、ピノ・ノワール種による赤といった、ブルゴーニュ品種によるワインがつくられる。

このAVAを名乗る有力なワイナリーとしては、アメリカを代表するワイナリー、ガロ・ファミリー・ヴィンヤードが挙げられる。

Gallo Family Vineyards White Zinfandel bottle

エピソード

アメリカTTB(酒類タバコ税貿易管理局)による規定では、「エステート・ボトル」を名乗るワインについては、ぶどうの栽培から醸造までを全て単一のAVAで完結しなければならない、と定められている。

広域指定されているノーザン・ソノマのようなAVAでは、「エステート・ボトル」の対象となる地域が広い。このため、この地ではより広域のぶどう・醸造所がその名を使用することができる。

ノーザン・ソノマの代表的なワイン

ガロ・ファミリー・ヴィンヤード ソノマ カベルネ・ソーヴィニヨン
ガロ・ファミリー・ヴィンヤード ソノマ シャルドネ

編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

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