オーセイ・デュレス

オーセイ・デュレスワインの特徴とは

   

オーセイ・デュレスの気候・風土

オーセイ・デュレスは、コート・ド・ボーヌからオート・コートへ続く谷の境界に位置するアペラシオン(ワイン産地)である。

気候は温暖で、コート・ド・ボーヌの中では、他の地域よりも春の訪れが早いが、大陸性気候のために寒暖の差は激しい。

ぶどう畑の土壌は、石灰質に富んでいるのが特徴。一級畑が9つあり、その評価はいずれも高い。栽培されるぶどうは、赤がピノワール種、白がシャルドネ種で、赤ワインの生産量が、全体の3分の2を占めている。

オーセイ・デュレスのワインの特徴

赤ワインは鮮明なルビー色で、カシスやブラックベリー、ブルーベリーのような黒い果実と花の香りが特徴的。

一口目の口当たりがほどよく、タンニンはそれほど強くない。このため、白身魚やチキンロースト、子牛や豚の鉄板焼きといった料理によく合う。

白ワインは、透き通った麦わら色と、リンゴやミネラルの香りが特徴。辛口で余韻が長く、食欲を増す口当たり。火を通した貝やハードタイプのチーズ、アオカビのチーズといった食材とよく合う。

エピソード

オーセイ・デュレスの歴史は、ケルトやガロ・ロマン時代までさかのぼる。中世期は、クリュニー修道会がこの地を管理していた。修道会の活動は、穀物の粉挽きとブドウの圧搾に分かれ、後者は今でもワインの生産の為に活動が行われている。

オーセイ・デュレスの代表的なワイン

バ・デ・デュレス
クリマ・デュバル
レ・グラン・シャン
レ・デュレス
クロ・デュ・ヴァル
レ・エキュソー
ラ・シャペル
ルニュ
レ・ラヴィエール
オーセイ・デュレス
ル・ヴァン・ルージュ

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で