ワイン用語集

フラッシェンゲールング

フラッシェンゲールングの意味/解説

フラッシェンゲールング(Flaschengarung)とは、ドイツ語でいう「瓶内発酵」のこと。ゼクトをつくる工程のひとつ。シャンパーニュ方式のほか、トラディショナル方式、メトード・トラディショナル方式と同様の製法だが、ドイツにおける瓶内二次発酵は「フラッシェンゲールング」と呼ばれている。

ゼクトを製造する過程において、原料ワインをクヴェー(調合)した後、アプヒューレン(瓶詰)が行われ、次の製造段階がフラッシェンゲールング(瓶内二次発酵)となる。

原料ワインは瓶に詰められ、第二次発酵に移り、その際に王冠栓で密閉されることでアルコール発酵によって生じる二化炭素が瓶の中にとどまる。ゼクトの製造に関しては瓶内二次発酵で作る必要はなくシャルマ式も認められている。

瓶内二次発酵で作られたゼクトの場合、ボトルにはフラッシェンゲールングと表記されることになる。

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